（本宮は山宮と表記される場合もありますが、このブログでは、本宮と表記させていただきます。また、後で書きますが、二合目に鎮座されている方は奥宮と表記させていただきます。）
午前中に富士山二合目の奥宮へ参拝登山しました。二合目とはいえ、普段登山に慣れていない身としてはかなり体力を消耗しましたが、参拝後はなんとも言えない清々しい気持ちになりました。二合目はとても残念なことにお社の近くまで近寄ることが出来ませんでしたが、それでも念願だった奥宮参拝が出来たことはとても嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいでした。
富士山が世界遺産に認定されてから色々な面で良くも悪くも制約ができてしまって奥宮のご本殿が建て替えられないという現状に心が痛みましたが、それでも神様は二合目で登山者はもちろん、富士山をお守りしてくださっているということを目にして胸が熱くなりました。
ここからは河口湖町に鎮座されてます冨士御室浅間神社 本宮と里宮参拝記です。
冨士御室浅間神社（本宮・里宮）へ移動
「馬返」から車で移動です。「中ノ茶屋」まで戻り、県道701号をひたすらまーーーーーーーーーーーっすぐ走り、「富士浅間神社東」交差点を左折して国道138号をひたすら真っすぐ！さすがに国道を走っていると下界に来たなぁっと(苦笑)
※埋め込んだ地図では707号経由して富士吉田IC入り口前を通過していますが、私は来た道を戻って、遠回りですが一旦「富士浅間神社東」交差点に行き、左折して向かいました。行き方はいろいろあるので行きやすい道でお願いします。
途中から国道139号切り替わりますが、国道138号とは真っすぐな道で繋がっているので迷うことはありません。途中で右手に富士急ハイランドを仰ぎつつ、真っすぐ行くと、「東恋路」交差点で右折します。県道707号を直進して「乳ヶ崎南」交差点を左折します。県道714号をまっすぐ走り、右手に看板が見えてきますので右折し、住宅街の中を抜けたら正面に駐車場が見えます。
看板を右折しないで真っすぐ行き、県道701号と交わるので右折して県道701号を走って行っても駐車場に辿り着きます。
駐車場は「シッコゴ公園」に隣接してる広い駐車場です。
駐車場には、このような案内板が。駐車場から一番近い鳥居（すぐ目の前にあります）は「西鳥居」だそうで、参拝には表参道のある大鳥居からという順路が書かれてあります。こちらの案内板が無かったら目の前の鳥居からうっかり入ってしまう所でした(汗）
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到着！
こちらが大鳥居のある参道入口です。本当に大きい鳥居！鳥居の前に狛犬がいますが、こちらもかなり大きいですよ！（長野県の諏訪神社 秋宮にあった狛犬みたいにかなり大きい・・・！）
いよいよ参拝
鳥居には「里宮」と。ここで、【中ノ茶屋から馬返しまで車で移動】の記事で少し触れたことを復習。
天徳２年（９５８年）には、村上天皇により、氏子の祭祀の利便のため河口湖の南岸に里宮が創建された。中世には修験道、近世には富士講と結びついて発展した。特に戦国時代には甲斐武田家三代に渡り崇敬を受け、武田信玄公直筆の安産祈願文を始め、多数の古文書が今も保管されている。 1964年、富士山の歴史の流れを大きく変える「富士スバルライン」が開通すると、富士講の本道であった吉田口登山道が衰退。奥宮（本宮）への参拝と維持も難しくなり､恒久的保存のために､1974年、この河口湖畔の里宮に「本殿」は移築された｡っと、ご紹介しました。つまり、こちらの境内には本宮（奥宮から移築）と里宮 が同じ境内に鎮座されているという、珍しい神社になりますね。
もともとはこちらの土地に里宮が建立され、その後スバルラインが開通とともに「奥宮の本殿」が移築されたということで、奥宮の拝殿を見た時とは一味違った複雑な気持ちになるのは私だけでしょうか。
参道です。とても綺麗です。春には流鏑馬が行われるとのことで、この参道を抜けた先にはこのようなモニュメント（？）があります。
流鏑馬の的ですね。分かりにくいのでズーム写真を。
的に矢が貫通しています。お見事！(笑)
この的のモニュメントを通り過ぎると「随神門」があります。
本宮に参拝
こちらをくぐる前に、まずは「本宮」にて参拝。
「随神門」の前の参道を左に曲がると「本宮」です。参拝客はこの広い境内の中で私一人なのですっごくのんびりと過ごせました。お陰で「本宮」での参拝にもたっぷり眺めたりできたんです。何だか嬉しい♪
朱色が真新しく、眩しいです。参拝の奉納はお賽銭箱のところに丁寧に書かれてあるのでご心配なく！こちらの「本宮」は、参拝する正面に何と！富士山があるんです！つまり、「本宮」では「富士山」を拝むということになりますね。午前中に参拝してきた「奥宮」も富士山を仰ぎ見る形で参拝でした。
駐車場の案内板をもう一度！
「本宮 本殿」と「里宮社」、向かい合っていますよね。「本宮」が富士山を拝むのであれば、「里宮」は何を拝んで参拝するか、この案内板を見てお分かりになりますか？答えは後ほど！
「本宮」参拝後、「随神門」へ向かう途中には牛さん！
（奥に「本宮」の朱色の本殿が見えますよね）
こちらの「神使の撫牛」、自分の体の悪いところを撫でてから牛の同じ場所を撫でると病を治してくれる、ようなことが書かれてあります。早速、私も今気になるところがあるので実行しましたよ。治りますように！
百福の龍宝珠
この「神使の撫牛」の正面（「随神門」の横）に「百福の龍宝珠」というものがありました。
こちら、かなり大きいんですよ。沢山の福が訪れますように♪
少し長くなってきたので、「本宮編」はここまで。
次は同じ境内に鎮座されている「里宮」参拝記です。
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