普段、ビジネスで手紙を送付する時は、数やこれから何回も同じところに送ることを考えてExcelなどで住所入力済みのものをラベルシール台紙に印刷して使うことが多いのではないでしょうか。
これ、とても便利ですよね!
私も仕事で書類を送付する際には毎回毎回手書きで書くのも大変なので当たり前のようにこういった印刷式のシールのを使用しています。時間も短縮できます。
でも、ビジネスの場でも、普段使いでも手書きで書く機会が全くないということはありません。
例えば、就職用の封筒って手書きで書くことが一般的にマナーです。
こういった改まった時にすぐ書けると時間も無駄になりませんし、マナーとして知っていても決して損ではありません。
あなたは1枚の封筒を手渡され、迷いなく宛名・差出人面を書くことができるのでしたらこの記事で再度復習してください。
でも、ちょっと自信がないというのでしたら是非、この記事に書かれてあることをひとつひとつマスターしてください。
一度コツさえ覚えれば一生使える書き方ですので損はありません。
封筒には、「和封筒」と「洋封筒」の2種類があります。
それぞれ封筒に書く宛名と差出人の面にはコツがあるので分かりやすくご紹介していきます。
そして、封筒が書けたならやはり中には「便せん」を入れますよね。
便せんの折り方、正しくできますか?
開封した相手が見やすい折り方も併せてイラスト付きでご紹介していますのでマスターしましょう。
また、番外編として「はがきの書き方」もご紹介しています。
はがきというと年賀状のイメージがありますが、実はお礼状や挨拶など封筒を使うほど改まったものではないけれど、お伝えしたいことを使う手段として大活躍します。
はがきは狭いスペースに書くので文字のサイズや位置をしっかり覚えておきたいですね。
説明部分が小さいですね(汗)すみません。
一般使いでも、ビジネスでも、一番多く使われているのが和封筒です。
この和封筒、パッと見た時に見やすい配置で書かれてあると、受け取った方も分かりやすく助かりますよね。
では、ちょっと解説を。
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また、画面の右端に黄色い線が入っていますが、この黄色い線は郵便番号を記入する赤枠の右端の線上にあるのですが、この線から右にはみ出ないように書きます。
おそらく封筒の右ギリギリに住所を書く方はいらっしゃらないかと思いますが、この線って、中に折った文書を入れた時にポコッて膨らむ所より内側になるので、その膨らみより外に出ないように気を付けてください。
(封筒の宛先を書く前に文書を先に入れてから書く方はいないかと思いますが、文書は封をする直前に入れます)
住所を書く際、長い住所だと二行になることがありますが、キリのいいところで改行し、右の住所より2文字程度下げた所から書き出します。
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「殿」にご用心!
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「殿」は、相手が目下の場合や、ビジネスの場では社内の相手の役職名に付けるのが一般的です。
とはいっても、普段からあまり使う頻度がないかたが「殿」を使用する場合にはかなり気をつけなければいけないので、よほど使い慣れている場合を除いて使用するのは神経を使います。
分かりやすいように、相手が右手で便せんを取り出した時にすぐ読める面を赤くしました。
(相手が左手であれば、逆になります)
勿論、文面は内側なっています。
いわゆる三つ折りといわれる折り方です。
この折り方は本当によく見かけるものですよね。請求書や案内書、ちょっとした通知などもこの折り方で済ませることが多いです。
年賀状?暑中見舞い?旅行時の絵葉書?多くの方は手書きではなく、パソコンで作成してサクッとプリントしておしまい!っという方もいるのかもしれません。
それはそれでいいと思いますが、折角なので、手書きでも、パソコンで入力する場合でも、ちゃんとした文字の配置を覚えておくと見た目のバランスも良くなりますよ。
はがきの全体の文字位置については、画像の黄色い線を参考にしてください。
はがきは手紙に比べて書くスペースも限られているので文字の配置をほんのちょっと気を付けるだけで宛名面をスッキリ仕上げ、裏面で伝えたいことをたっぷりと書くことが出来ますね。
裏面に自分の氏名などを書くとその分書くスペースが狭くなるので自分の氏名等は宛名面がおすすめです。
これ、とても便利ですよね!
私も仕事で書類を送付する際には毎回毎回手書きで書くのも大変なので当たり前のようにこういった印刷式のシールのを使用しています。時間も短縮できます。
でも、ビジネスの場でも、普段使いでも手書きで書く機会が全くないということはありません。
例えば、就職用の封筒って手書きで書くことが一般的にマナーです。
こういった改まった時にすぐ書けると時間も無駄になりませんし、マナーとして知っていても決して損ではありません。
あなたは1枚の封筒を手渡され、迷いなく宛名・差出人面を書くことができるのでしたらこの記事で再度復習してください。
でも、ちょっと自信がないというのでしたら是非、この記事に書かれてあることをひとつひとつマスターしてください。
一度コツさえ覚えれば一生使える書き方ですので損はありません。
封筒には、「和封筒」と「洋封筒」の2種類があります。
それぞれ封筒に書く宛名と差出人の面にはコツがあるので分かりやすくご紹介していきます。
そして、封筒が書けたならやはり中には「便せん」を入れますよね。
便せんの折り方、正しくできますか?
開封した相手が見やすい折り方も併せてイラスト付きでご紹介していますのでマスターしましょう。
また、番外編として「はがきの書き方」もご紹介しています。
はがきというと年賀状のイメージがありますが、実はお礼状や挨拶など封筒を使うほど改まったものではないけれど、お伝えしたいことを使う手段として大活躍します。
はがきは狭いスペースに書くので文字のサイズや位置をしっかり覚えておきたいですね。
和封筒(宛名面)
説明部分が小さいですね(汗)すみません。
一般使いでも、ビジネスでも、一番多く使われているのが和封筒です。
この和封筒、パッと見た時に見やすい配置で書かれてあると、受け取った方も分かりやすく助かりますよね。
では、ちょっと解説を。
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宛名の住所
住所の一番最初の文字は郵便番号右の赤枠下から約1㎝空けて書き出します。また、画面の右端に黄色い線が入っていますが、この黄色い線は郵便番号を記入する赤枠の右端の線上にあるのですが、この線から右にはみ出ないように書きます。
おそらく封筒の右ギリギリに住所を書く方はいらっしゃらないかと思いますが、この線って、中に折った文書を入れた時にポコッて膨らむ所より内側になるので、その膨らみより外に出ないように気を付けてください。
(封筒の宛先を書く前に文書を先に入れてから書く方はいないかと思いますが、文書は封をする直前に入れます)
住所を書く際、長い住所だと二行になることがありますが、キリのいいところで改行し、右の住所より2文字程度下げた所から書き出します。
宛名
最初に書いた住所より、1文字下げたところから書き出します(緑の線参照)。
その際、相手の氏名は住所よりも大きめ・封筒の中央に書きます。
その際、相手の氏名は住所よりも大きめ・封筒の中央に書きます。
こちらも、画像の黄色い2本線に囲まれた位置が目安です。
宛名の敬称について
宛名の敬称って、時に迷うことってありますよね(苦笑)一般的には「様」ですが、会社・団体・部課名などの場合には「御中」、教師などものを教えている立場の相手には「先生」をつけます。
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「殿」にご用心!
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「殿」は、相手が目下の場合や、ビジネスの場では社内の相手の役職名に付けるのが一般的です。
とはいっても、普段からあまり使う頻度がないかたが「殿」を使用する場合にはかなり気をつけなければいけないので、よほど使い慣れている場合を除いて使用するのは神経を使います。
外脇付け(封筒の左下)
こちらは、よく見かける「親展」や「○○在中」、「重要」「至急」など朱書きで書く部分です。
実はこの部分、ビジネスの場ではちょっとした大事な部分だったりします。このことについてはビジネスの封筒の書き方でご説明していますのでご参考にしてください。
実はこの部分、ビジネスの場ではちょっとした大事な部分だったりします。このことについてはビジネスの封筒の書き方でご説明していますのでご参考にしてください。
和封筒(差出面)
和封筒の差出面は、一般的な手紙とビジネスの手紙もほぼ気を付ける場所は同じと思ってくださって大丈夫です。
封字
封筒を封じる時には「封」「緘」などで綴じます。「〆」を使う方もいらっしゃいますが、出来る限り「封」「緘」で封じるのがおすすめです。
また、封をする時はセロハンテープなどではなく、糊(のり)を使用するのがマナーです。
市販の封筒には封じる部分に両面テープが元々貼られている場合がありますが、少しはがしてみて手で粘着を確かめて粘着力が弱いようなら上から糊を使うと郵送途中ではがれる心配がありません。
安価な封筒だと、この両面テープが弱いものが多いので気を付けてください。
日付
一般的な手紙のやり取りでれば、日付は月日だけで良いと思いますが、改まった手紙や、ビジネスなど重要な手紙の場合は年号から記入します。
(例:平成●年●月●日)
(例:平成●年●月●日)
差出人の住所・氏名
差出人の住所の位置は、封筒の中心、もしくは左側に記入します。
もし、封筒の中央に記入するのであれば、中央の線の右側に住所、左側に名前を書きます。
和封筒(宛名面)ビジネスで使用する場合
宛名の住所・氏名
基本的に一般使いの和封筒の書き方を参考にしていただければ大丈夫ですが、宛名書き面ではビジネスならではの相手の「肩書」がある場合があるので、要注意です。
肩書は、名前の上に小さい文字で書きます。長い場合は名前の右上に書きます。
宛名の敬称について
もし、事前に相手の肩書が分からない場合(個人名なので)は、一般使用の「様」で大丈夫です。
また、会社名と個人名の両方を記す場合は、画像のように「様」のみです。
会社名や部署宛てであれば、「御中」を使います。
また、会社名と個人名の両方を記す場合は、画像のように「様」のみです。
会社名や部署宛てであれば、「御中」を使います。
外脇付け(封筒の左下)
一般的な和封筒のところでビジネスの場では大事な部分を書きましたが、普段ビジネスで使用する場合でも朱書きで書きますが、人事部宛てや請求書などを入れた場合には必須といってもいいくらい大事な部分です。
例えば、あなたが就職活動して、履歴書を人事部の担当者に送ったとします。
封筒が届く日前後から数日間、その担当者が出張や休暇をとっていた場合、朱書きで何も書いていなかったら届いた後、その方の机などに置かれたままになりますよね?
就職の応募書類提出日期限を過ぎて出勤してきてから開封された場合、その大事な履歴書はどうなるでしょうか?
封筒が届く日前後から数日間、その担当者が出張や休暇をとっていた場合、朱書きで何も書いていなかったら届いた後、その方の机などに置かれたままになりますよね?
就職の応募書類提出日期限を過ぎて出勤してきてから開封された場合、その大事な履歴書はどうなるでしょうか?
逆に、朱書きで「応募書類在中」や、「履歴書在中」と書かれてあったら、担当者が不在の時には必ずその担当者は他の社員の方に用件を頼んでいくと思いますので、不在の担当者の机に届いたその朱書きを見つけて開封して無事に受付を済ませてくれると思いませんか?
「請求書」にしても同じです。請求書はいわばお互い取引のあった(金銭が絡む)場合に生じるものなので、他の書類に紛れてしまっては締め日にまだ届いていない!!っという、大問題になります。
もしかしたら、請求書を出したのに支払い処理がされないまま当月の締め日を過ぎて気づいたらどうなるでしょうか?
出した方が書かなかったから悪い!という言い分もあるでしょうが、ちょっとこの先の取引にも場合によってはギクシャクしちゃいますよね。
もしかしたら、請求書を出したのに支払い処理がされないまま当月の締め日を過ぎて気づいたらどうなるでしょうか?
出した方が書かなかったから悪い!という言い分もあるでしょうが、ちょっとこの先の取引にも場合によってはギクシャクしちゃいますよね。
印字付きの封筒だと、朱書きでなく、黒文字で「請求書在中」と書いてある場合もありますが、できるなら朱書きの方が相手も分かりやすいですよね。
封筒に入れる時の便せんの折り方
封筒に便せんを入れるのはビジネスの場ではよくあることです。
A4サイズの便せんを折らずに大きい封筒に入れる場合もありますが、殆どは折って封筒に入れることが多いです。
その時、どんな折り方をするかはご存知の方も多いかと思いますが、ここでは一般的に使う機会が多い120×235㎜サイズの和封筒にA4サイズの便せんを折って入れる場合をご紹介します。
分かりやすいように、相手が右手で便せんを取り出した時にすぐ読める面を赤くしました。
(相手が左手であれば、逆になります)
勿論、文面は内側なっています。
いわゆる三つ折りといわれる折り方です。
この折り方は本当によく見かけるものですよね。請求書や案内書、ちょっとした通知などもこの折り方で済ませることが多いです。
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ココに注目!
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封をする時には糊でします。テープ(セロハンテープ)はNGです。そして、仕上げに「封」や「緘」を書きます。
洋封筒(宛名面)
洋封筒の宛名面についてはほぼ和封筒の説明と同じなので、「和封筒の宛名面の書き方」をご覧いただければ大丈夫と思いますが、洋封筒の場合、外脇付けを使うケースはほとんどありません。(ただし、場合によっては有りうる)
相手の名前を書く位置に関しては、外脇付けがない分、私は中央にやや大きめに書いています。これだけでもかなり見やすくなりますよね。
差出面
洋封筒で間違ってはいけないのが差出人を記入する面です。
画像の右側は通常使いの時の封印の仕方です。
差出人を書く位置などは画像通りですが、閉じ方の向きが弔事用は逆なのでこれを間違えるとマナー知らずと思われてしまいます。
通常使いの閉じ方(開口部)
通常使い、慶事などでは開口部が右(画像ではピンク色になっている部分)になります。
弔事用封筒の閉じ方(開口部)
弔事用封筒の閉じ方(開口部)は左(画像ではグレーになっている部分)になります。
ちなみに、横書きの場合は閉じ方(開口部)は上からかぶさるように封印するので、向きについては問題ありません。
どちらの差出人の住所・氏名などが画像のようにキッチリ書ければいいのですが、住所などが長いとそうもいかないので下の折部分にまたで書いて問題ありません。
どちらの差出人の住所・氏名などが画像のようにキッチリ書ければいいのですが、住所などが長いとそうもいかないので下の折部分にまたで書いて問題ありません。
あまり横書きで封筒を書くことがありませんが、横書きの場合封字は書かなくて大丈夫です。(「封」「緘」など)
番外編
はがきを書く機会はどのくらいあるでしょうか?年賀状?暑中見舞い?旅行時の絵葉書?多くの方は手書きではなく、パソコンで作成してサクッとプリントしておしまい!っという方もいるのかもしれません。
それはそれでいいと思いますが、折角なので、手書きでも、パソコンで入力する場合でも、ちゃんとした文字の配置を覚えておくと見た目のバランスも良くなりますよ。
はがきの宛名面の書き方
宛先などについては、記事でご紹介してきた和封筒・洋封筒の書き方とほぼ同じで大丈夫です。
ただ、書くスペースが狭いということで、相手の住所を三行にするのは避けます。基本は二行におさめます。
はがきの全体の文字位置については、画像の黄色い線を参考にしてください。
はがきの場合、小さな紙面に時には差出人を書くこともありますので、そちらについて解説していきます。
はがきの差出人の書き方
画像をご覧いてだけると分かるかと思いますが、差出人の住所・氏名を書くスペースはとても狭いです。
切手幅に揃えて書くのが基本ですが、なかなかそう上手く入らないのでついつい通信面(裏)に書いてしまうこともありますよね。
切手幅に揃えて書くのが基本ですが、なかなかそう上手く入らないのでついつい通信面(裏)に書いてしまうこともありますよね。
絵はがきの場合は親しい相手が多いので、自分の住所より、はがきを出した地名を入れると分かりやすいですよね。
例:長野県松本にて
●●●●(自分の氏名)
はがきは手紙に比べて書くスペースも限られているので文字の配置をほんのちょっと気を付けるだけで宛名面をスッキリ仕上げ、裏面で伝えたいことをたっぷりと書くことが出来ますね。
裏面に自分の氏名などを書くとその分書くスペースが狭くなるので自分の氏名等は宛名面がおすすめです。
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