クッキーレシピの中でも人気のアイスボックスクッキーの作り方をご紹介します。
作るのがむずかしそうに思えるうず巻き模様のかわいい仕上がりですが、実はとても簡単に作れます。
クッキー型も使わず、しかもオーブンの代わりに今回はオーブントースターで焼くので短時間で焼きあがる手軽さも嬉しいお菓子です。
今までクッキーを作ったことがないというあなたも失敗しないでできる作り方を詳細にまとめましたので、「ちょっとできそうかな?」から「自分もできる!」になれるお菓子になりますよ。
今回のレシピのポイントは5つ。
また、このクッキーのちょっとしたアレンジしたものもご紹介しています。
準備時間:15分
調理時間:30分
ただし、生地を冷やす時間は除く
砂糖:80g
【白生地】
薄力粉:100g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
牛乳:大さじ1・1/2
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やわらかくなったかどうかの目安は、指で押してみて凹みが簡単にできるかどうかで判断してください。そのため、調理する30分くらい前に冷蔵庫から出して置いておくとすぐに使えるやわらかさになっています。
やわらかくなったらボウルに入れて泡立て器で混ぜ、砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜ合わせます。
それぞれのボウルに〈手順1〉を半量ずつ加え、ゴムベラで切るように混ぜ合わせて生地を均一にし、最後に手でひとまとめにしてラップに包んで冷蔵庫で10分冷やします。
薄力粉・抹茶を混ぜ合わせた生地も同じように混ぜ合わせ、ラップに包んで冷蔵庫で冷やします。
冷やしている間に抹茶生地も同じようにラップで挟んで麺棒で同じくらいの大きさ、厚みに生地を伸ばしたら冷蔵庫で5分くらい冷やします。
塗った面に抹茶生地をのせ、再びラップを被せたら麺棒で2枚が密着するように軽く力を入れて伸ばします。
巻いたらラップで包んだまま、冷凍室で焼くまで冷やしておきます。
「ついついバターが硬いから電子レンジで溶かしてから使ってしまう」というあなた、クッキー作りに関してはバターを電子レンジで溶かしたものを使うのはちょっとお待ちください!
私もパウンドケーキなどを作る時には電子レンジでバターを溶かしてから使うこともありますが、クッキーではバターを柔らかくした状態で使うと仕上がりに大きな違いが出てきてしまいます!
やわらかくしたバターを使うと、焼きあがった生地が締まった状態にならずに少しだらけた感じ(膨張した感じといえば分かりやすいでしょうか?)になり、小さなヒビが入った状態になるので、気をつけなければなりません。
確かに、バターをやわらかく溶かした状態で使えば作業もしやすく、手間もかかりませんが、ここの作業だけはちょっと頑張って常温に戻した状態のやわらいバターを使うのを覚えておいてくださいね。
これはアイスボックスクッキーに限らず、型抜きクッキーなどにも共通することです。
生地は練りすぎない!
〈手順2〉でラップに包む前に最後は手でひとまとめにする時、ついついパン作りのように生地を均一の状態にしたい気持ちになり、しっかり練り込んでしまいがちですが、ここでは練りすぎないでポソポソしていた生地をひとまとめにする程度で十分です。
生地を均一に伸ばすのに割りばしが便利!
クッキー生地を均一の状態に伸ばすと、この後の作業もスムーズにいくのでとても大切な作業になります。
最近では100円ショップでもクッキー生地を均一に伸ばすローラーが売られていますが、買わなくても自宅にある割りばしや菜箸を使えばとてもきれいに平らな生地に伸ばせます。
仕上げる生地の厚みによっても違いがありますが、クッキーを作る場合は2㎜から5㎜程度の厚みが多いので、高さ調整は割りばしや菜箸で十分できます。
菜箸であれば、サイズを工夫すればこの範囲の厚みに生地を伸ばすことができます。
この画像のように麺棒と菜箸の当たるところで生地の厚みが決まります。2㎜のような薄い仕上がりにしたい場合には、菜箸の細い方を使うと出来ますよ。
2つの生地をくっつけるには水を使う
今回のレシピではプレーン生地と抹茶生地を〈手順4〉で重ねる前に水を刷毛で薄く塗り、この2種類の生地をピッタリくっつけます。
この後に麺棒で2枚を重ねた状態で伸ばしますので、水がのり代わりになってくっつけることができたので切り割る時にもはがれずにできます。
この水を使う方法は、市松模様のアイスボックスなど、複数枚の生地を重ねて作る時に使えるテクニックなので覚えておくときれいに生地がくっつくので便利ですよ。
冷凍保存できるのでいつでも焼ける
アイスボックスの人気の秘密はこの「冷凍保存できる」ことではないでしょうか?
今回は冷凍保存して1時間後に切り分けて焼きましたが、すぐに焼かない場合は冷凍室に〈手順5〉まで作っておいて後日、作りたい時にいつでも焼けることができるので、本当に便利ですよね。
お菓子作りは時間のかかる料理でもあるので、下準備として〈手順5〉まで用意しておけば助かります。
ただし、あまりに長い期間冷凍保存しすぎてしまうと生地が劣化してしまうので、長くても半月程度を目安にすることをおすすめします。
〈手順5〉でクルクル巻いた状態にした後、グラニュー糖を表面にまぶすと焼いた時、側面に軽く溶けたグラニュー糖がくっついて甘さと食感がプラスされます。
このまぶすやり方はとても簡単です。
ラップで包む時にグラニュー糖をパッと広げてこの上に巻いた生地をのせて包むだけです。
ラップに包んだ状態で冷凍室へいれるのですが、包んだ時に軽くコロコロと転がしてあげると、均一にグラニュー糖をつけることができます。
冷凍室から取り出した状態です。このまま切り分ければ大丈夫です。
少し分かりにくいですが、焼きあがったクッキーのフチにグラニュー糖がまんべんなくついています。
アイスボックスは材料も少なく簡単でアレンジもしやすいお菓子ですので、是非オリジナルのクッキーにチャレンジしてみてくださいね!
今回はうず巻きを抹茶で作りましたが、ココアなどで作っても美味しくできますよ。
作るのがむずかしそうに思えるうず巻き模様のかわいい仕上がりですが、実はとても簡単に作れます。
クッキー型も使わず、しかもオーブンの代わりに今回はオーブントースターで焼くので短時間で焼きあがる手軽さも嬉しいお菓子です。
今までクッキーを作ったことがないというあなたも失敗しないでできる作り方を詳細にまとめましたので、「ちょっとできそうかな?」から「自分もできる!」になれるお菓子になりますよ。
今回のレシピのポイントは5つ。
- バターは溶かさないで使う
- 生地は練りすぎない!
- 生地を均一に伸ばすのに割りばしが便利!
- 2つの生地をくっつけるには水を使う
- 冷凍保存できるのでいつでも焼ける
また、このクッキーのちょっとしたアレンジしたものもご紹介しています。
かわいい!うず巻き抹茶のアイスボックスクッキー
準備時間:15分
調理時間:30分
ただし、生地を冷やす時間は除く
材料:20枚分
バター:100g砂糖:80g
【白生地】
薄力粉:100g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
牛乳:大さじ1・1/2
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作り方
手順
1
バターは小さく切り、常温に戻してやわらかくしておきます。やわらかくなったかどうかの目安は、指で押してみて凹みが簡単にできるかどうかで判断してください。そのため、調理する30分くらい前に冷蔵庫から出して置いておくとすぐに使えるやわらかさになっています。
やわらかくなったらボウルに入れて泡立て器で混ぜ、砂糖を加えて白っぽくなるまで混ぜ合わせます。
手順
2
別のボウルに粉ふるいにかけた薄力粉と、薄力粉・抹茶を混ぜ合わせたものの2種類を用意します。それぞれのボウルに〈手順1〉を半量ずつ加え、ゴムベラで切るように混ぜ合わせて生地を均一にし、最後に手でひとまとめにしてラップに包んで冷蔵庫で10分冷やします。
薄力粉・抹茶を混ぜ合わせた生地も同じように混ぜ合わせ、ラップに包んで冷蔵庫で冷やします。
手順
3
冷やした生地をラップで挟んで両サイドを割りばし(または菜箸など)を置き、麺棒で約15㎝×15㎝で厚みは2㎜程度に伸ばし、再び冷蔵庫で冷やしおきます。冷やしている間に抹茶生地も同じようにラップで挟んで麺棒で同じくらいの大きさ、厚みに生地を伸ばしたら冷蔵庫で5分くらい冷やします。
手順
4
プレーン生地のラップをはがし、上になる面に刷毛で水を薄く塗ります。
塗った面に抹茶生地をのせ、再びラップを被せたら麺棒で2枚が密着するように軽く力を入れて伸ばします。
手順
5
のり巻きを作るように2枚をラップに包みながら巻きます。この時、抹茶生地がズレてこないように気をつけます。巻いたらラップで包んだまま、冷凍室で焼くまで冷やしておきます。
手順
6
(その日に焼くなら)1時間くらい経ったら冷凍室から取り出し、包丁で5㎜の幅で切り分けます。
手順
7
オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、切り分けた生地を間隔を開けて並べ、650Wで12分焼きます。
手順
8
焼けたらいじらずにそのまま粗熱が取れるまで冷ましたら完成です。- [message]
- ##info-circle## コツ
- ・バターは常温に戻した状態で使う。
「かわいい!うず巻きのアイスボックスクッキー」を作る5つのポイント
- バターは溶かさないで使う
- 生地は練りすぎない!
- 生地を均一に伸ばすのに割りばしが便利!
- 2つの生地をくっつけるには水を使う
- 冷凍保存できるのでいつでも焼ける
では、くわしく解説していきます
バターは溶かさないで使う「ついついバターが硬いから電子レンジで溶かしてから使ってしまう」というあなた、クッキー作りに関してはバターを電子レンジで溶かしたものを使うのはちょっとお待ちください!
私もパウンドケーキなどを作る時には電子レンジでバターを溶かしてから使うこともありますが、クッキーではバターを柔らかくした状態で使うと仕上がりに大きな違いが出てきてしまいます!
やわらかくしたバターを使うと、焼きあがった生地が締まった状態にならずに少しだらけた感じ(膨張した感じといえば分かりやすいでしょうか?)になり、小さなヒビが入った状態になるので、気をつけなければなりません。
確かに、バターをやわらかく溶かした状態で使えば作業もしやすく、手間もかかりませんが、ここの作業だけはちょっと頑張って常温に戻した状態のやわらいバターを使うのを覚えておいてくださいね。
これはアイスボックスクッキーに限らず、型抜きクッキーなどにも共通することです。
生地は練りすぎない!
〈手順2〉でラップに包む前に最後は手でひとまとめにする時、ついついパン作りのように生地を均一の状態にしたい気持ちになり、しっかり練り込んでしまいがちですが、ここでは練りすぎないでポソポソしていた生地をひとまとめにする程度で十分です。
生地を均一に伸ばすのに割りばしが便利!
クッキー生地を均一の状態に伸ばすと、この後の作業もスムーズにいくのでとても大切な作業になります。
最近では100円ショップでもクッキー生地を均一に伸ばすローラーが売られていますが、買わなくても自宅にある割りばしや菜箸を使えばとてもきれいに平らな生地に伸ばせます。
仕上げる生地の厚みによっても違いがありますが、クッキーを作る場合は2㎜から5㎜程度の厚みが多いので、高さ調整は割りばしや菜箸で十分できます。
菜箸であれば、サイズを工夫すればこの範囲の厚みに生地を伸ばすことができます。
この画像のように麺棒と菜箸の当たるところで生地の厚みが決まります。2㎜のような薄い仕上がりにしたい場合には、菜箸の細い方を使うと出来ますよ。
2つの生地をくっつけるには水を使う
今回のレシピではプレーン生地と抹茶生地を〈手順4〉で重ねる前に水を刷毛で薄く塗り、この2種類の生地をピッタリくっつけます。
この後に麺棒で2枚を重ねた状態で伸ばしますので、水がのり代わりになってくっつけることができたので切り割る時にもはがれずにできます。
この水を使う方法は、市松模様のアイスボックスなど、複数枚の生地を重ねて作る時に使えるテクニックなので覚えておくときれいに生地がくっつくので便利ですよ。
冷凍保存できるのでいつでも焼ける
アイスボックスの人気の秘密はこの「冷凍保存できる」ことではないでしょうか?
今回は冷凍保存して1時間後に切り分けて焼きましたが、すぐに焼かない場合は冷凍室に〈手順5〉まで作っておいて後日、作りたい時にいつでも焼けることができるので、本当に便利ですよね。
お菓子作りは時間のかかる料理でもあるので、下準備として〈手順5〉まで用意しておけば助かります。
ただし、あまりに長い期間冷凍保存しすぎてしまうと生地が劣化してしまうので、長くても半月程度を目安にすることをおすすめします。
銀木のひとりごと!
今回ご紹介したレシピではオーソドックスな作り方でしたが、ほんの少しだけ、アレンジ(というほどではないかもしれませんが)したものをご紹介します。〈手順5〉でクルクル巻いた状態にした後、グラニュー糖を表面にまぶすと焼いた時、側面に軽く溶けたグラニュー糖がくっついて甘さと食感がプラスされます。
このまぶすやり方はとても簡単です。
ラップで包む時にグラニュー糖をパッと広げてこの上に巻いた生地をのせて包むだけです。
ラップに包んだ状態で冷凍室へいれるのですが、包んだ時に軽くコロコロと転がしてあげると、均一にグラニュー糖をつけることができます。
冷凍室から取り出した状態です。このまま切り分ければ大丈夫です。
少し分かりにくいですが、焼きあがったクッキーのフチにグラニュー糖がまんべんなくついています。
アイスボックスは材料も少なく簡単でアレンジもしやすいお菓子ですので、是非オリジナルのクッキーにチャレンジしてみてくださいね!
今回はうず巻きを抹茶で作りましたが、ココアなどで作っても美味しくできますよ。
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