自宅で手作りパンを一度はチャレンジしてみたいと思ったことはありませんか?
最近はホームベーカリーを購入して生地をこねる作業が楽になったこともありますが(でも我が家は持っていないので手ごねです)、生地はできたけれど、どうやって成形すればいいのだろう?と初めてパンを作る時も、いつもと違う形に作りたいという時に本やネットで調べることがありますよね。
でも、それらの多くはその道のプロが紹介紹介しているので一般人には分かりにくいという点もあります。
そして、初めて作るあなたにとって、手が込み過ぎて(複雑すぎて)見よう見まねでチャレンジしてもうまく成形できないこともありますよね。
そこで、この記事ではパン作りが初めてでも失敗なくできる基本の成形方法をご紹介します。
定番の丸型からパン屋さんで見かけたことのあるあの形までの3パターンを手順写真付きで詳細に解説していますので簡単にパンを成形することができますよ。
今回ご紹介するのは
もちろん、すべてを一度に覚える必要はありません。
基本のパターンを覚えたら次のステップへ!
こうやって一歩一歩コツをつかんで作り方を覚えていけば自分が作りやすくてお気に入りの形に出会え、ますますパン作りが楽しくなります。
記事後半では当ブログですでに公開しているパンでご紹介しているお菓子パンレシピと成形方法もご紹介しています。
パン生地の材料と生地の作り方については、「手作りパン生地レシピ|冷凍保存方法・期間・解凍を伝授!【保存版】」を参考にしてください。
薄力粉:50g
ドライイースト: 小さじ1(4g)
砂糖:20g
塩:2g
バター:15g
牛乳:100㏄+大さじ1
卵黄:1個分
水:大さじ1
準備時間:3分
調理時間:15分
カロリー:241.6kcal(1個分)
この時、生地のまわり(フチ)は薄め、中央は少し厚めに作ります。
このまま濡れふきんをかけて20分程度暖かい場所において生地を発酵させ、(必要であれば)溶き卵(1個分)と牛乳(小さじ1)を混ぜ合わせたもの(これを「ドリュール」といいます)を刷毛で表面に塗り、焼きます。
切れ込みはあまり多く入れるとパンの形が崩れてしまうので、最大5本から6本程度がおすすめです
切れ込みは生地の下まで貫通させます。
必要であれば卵黄(1個分)と水(大さじ1)を混ぜ合わせたものを刷毛で表面に塗り、焼きます。
ねじって丸くするだけですが、見ためがお花のようにも見えるので可愛らしい仕上がりになります。
準備時間:3分
調理時間:15分
カロリー:282kcal(1個分)
この生地どうしを止める場所は出来上がりの見ためにも考慮してパンの裏(底の部分)になるように気をつけます。
焼いている時に生地が膨らむので、止めた場所が離れないようにぎゅっ!ときつく指で生地同士をくっつけるのが大切です。
小豆あんと桜あんで作りました。切り込みを入れたところからあんこが見えます。
このまま濡れふきんをかけて20分程度暖かい場所において生地を発酵させ、(必要であれば)卵黄(1個分)と水(大さじ1)を混ぜ合わせたものを刷毛で表面に塗り、焼きます。
パンの基本的な成形をご紹介しましたが、やはり気になるのが生地そのものですよね。
生地は仕上げるパンの種類によって微妙に分量を変えて作っているのですが、菓子パンを作る時に参考にできるレシピをご紹介します。
特に記載はしていないものの、私が菓子パンを作る時にはこちらのレシピの生地分量を使っています。
ほんのり塩っけがおいしい!桜あんぱんのレシピ
せっかく乗り気になったら総菜パンにもチャレンジしてみませんか?
むずかしいことは一切ないのですぐに作れますよ。
ウィンナーパン作りで悩みの種となる巻き方(包み方)はクルクル巻いていくとウィンナーからずれてきてしまうことがあります。
私のご紹介する記事では形が崩れることなく失敗なくきれいに巻ける(包める)方法で仕上げるのではじめてチャレンジしてもお店のようなクルクル巻いたような仕上がりにできます。
そう、「巻いたような仕上がりに」というのがポイントです。
見た目はしっかり巻いた方に見えますが、実はかぶせてあるだけです。どうやって作るかはレシピページで詳細に写真つきでご紹介していますので参考にしてくださいね。
ホットケーキミックス生地のやわらかいウィンナーパン
この組み合わせはどうなの?っと思われるでしょうが、意外に相性がよくてハマるおいしさです。
ただ、キムチは水分があるので取り扱いには注意が必要です。汁気をしっかりきり、軽く刻んでから包むのがおすすめです。キムチの中に白菜が入っていますが、そのまま使うと大きすぎて食べにくいため、刻むことをお忘れなく!
そして、チーズをのせるのですが、とろけるチーズではなく”ベビーチーズ”を使います。
ベビーチーズはわりと溶けにくく、何より味が濃厚なのでとてもおいしいんですよ。
このキムチ惣菜パンの成形方法ですが、基本の丸パンに作り、上部を包丁か清潔なはさみで十字に切れ込みを入れるだけ!お好みでパン粉をのせて焼くとまさにパン屋さんで見かけるような総菜パンに仕上がります。
ハマる!チーズのせキムチ惣菜パン
手作りパンのうれしいポイントってやはり出来たのやわらかいパンが食べれるという点ですよね。
もちろん、パン屋さんで売られているものもやわらかくておいしいですが、自分で作ったという(ちょっと大げさかもしれませんが)達成感のようなものは手作りならではの醍醐味。
とはいえ、パンを作るとなると成形する必要があります。
パン屋さんでは本当にいろいろな形をした菓子パン・惣菜パンが売られていますが、その見ための良さもやはり憧れてしまいますよね。
「こういうふうに自分も作れたらいいな」
と思った時こそ、手作りパン作りにチャレンジする時ではないでしょうか?
はじめは形が悪くても大丈夫です。だって、ここからスタートですから!
初めて作るパンはいきなり凝ったものではなく、まずは丸い形をしたものから!というのをおすすめしたいですが、実は今回ご紹介した中の「ねじり花形」の方がはじめてのパン作りで作業しやすいNo.1です。
丸型も失敗なくできますが、丸形〈手順1〉とコツの太字で書いた部分がとても大切なのでここを気をつけてください。
私のパン作りでは、オーブンは使わずオーブントースターで焼くのですが、時間も短くて済むのではじめてのパン作りでもおすすめな道具です。
最近はホームベーカリーを購入して生地をこねる作業が楽になったこともありますが(でも我が家は持っていないので手ごねです)、生地はできたけれど、どうやって成形すればいいのだろう?と初めてパンを作る時も、いつもと違う形に作りたいという時に本やネットで調べることがありますよね。
でも、それらの多くはその道のプロが紹介紹介しているので一般人には分かりにくいという点もあります。
そして、初めて作るあなたにとって、手が込み過ぎて(複雑すぎて)見よう見まねでチャレンジしてもうまく成形できないこともありますよね。
そこで、この記事ではパン作りが初めてでも失敗なくできる基本の成形方法をご紹介します。
定番の丸型からパン屋さんで見かけたことのあるあの形までの3パターンを手順写真付きで詳細に解説していますので簡単にパンを成形することができますよ。
今回ご紹介するのは
- 丸型
- 切り込み型
- ねじり型
もちろん、すべてを一度に覚える必要はありません。
基本のパターンを覚えたら次のステップへ!
こうやって一歩一歩コツをつかんで作り方を覚えていけば自分が作りやすくてお気に入りの形に出会え、ますますパン作りが楽しくなります。
記事後半では当ブログですでに公開しているパンでご紹介しているお菓子パンレシピと成形方法もご紹介しています。
初めてでも簡単にできるパン成形のコツ
パン生地の材料と生地の作り方については、「手作りパン生地レシピ|冷凍保存方法・期間・解凍を伝授!【保存版】」を参考にしてください。
材料:6個分
強力粉:150g薄力粉:50g
ドライイースト: 小さじ1(4g)
砂糖:20g
塩:2g
バター:15g
牛乳:100㏄+大さじ1
卵黄:1個分
水:大さじ1
丸く成形する方法
あんぱんなどでよく使われる成形方法です。パン作りでは基本的な成形ですが、丸形からちょっと手を加えるだけで様々な形に仕上げることができるのでこの丸形は覚えておきたい作り方です。準備時間:3分
調理時間:15分
カロリー:241.6kcal(1個分)
手順
1
生地を麺棒で直径10cmくらいに丸く伸ばします。この時、生地のまわり(フチ)は薄め、中央は少し厚めに作ります。
手順
2
真ん中に丸めた30gのあんこをのせます。
手順
3
上下左右の生地をつまんで中央に寄せ、軽く指でつまんで開かないように固定します。
手順
4
残った四隅のヒダを〈手順3〉のつまんで固定させた中央によせてつまんでねじり、閉じます。
手順
5
裏返して両手で転がしながら形を整え、とじ目を下にして完成です。このまま濡れふきんをかけて20分程度暖かい場所において生地を発酵させ、(必要であれば)溶き卵(1個分)と牛乳(小さじ1)を混ぜ合わせたもの(これを「ドリュール」といいます)を刷毛で表面に塗り、焼きます。
- [message]
- ##info-circle## コツ
- ・〈手順1〉で生地のまわりは薄め、中央は少し厚めにしたのは、中央に生地をつまんで寄せやすくするためです。
・とじ目をしっかり閉じることで、包んだあんこが焼成時にとじ目のすき間からはみ出してくることがあるので、とじ目はしっかり閉じます。
・生地を包む時に生地が乾燥して硬い場合は、手に水をサッとつけて作業します。
丸く成形して切れ込みが入った成形方法
基本の丸型を作った時に切れ込みを入れるだけで印象の変わる成形方法をご紹介します。切れ込みはあまり多く入れるとパンの形が崩れてしまうので、最大5本から6本程度がおすすめです
シンプルに切れ込みを入れるだけの方法
手順
1
丸型の〈手順5〉まで作ったら麺棒で軽く表面を押すように平らにし、包丁で5本の切れ込みを中央に向かって入れます。切れ込みは生地の下まで貫通させます。
必要であれば卵黄(1個分)と水(大さじ1)を混ぜ合わせたものを刷毛で表面に塗り、焼きます。
ちょっと応用の切れ込み成形
手順
2
5本の切れ込みを入れた後、表面にさらに5本の短い切れ込みを入れてその穴を指で広げます。
手順
3
最初に5本の切れ込みを入れた生地を横へねじり、フチを「V字」の切れ込みを入れて焼くと、桜の花びらのようになります。
ねじり花形で成形する方法
今回はあんこを生地に入れて作りましたが、あんこの代わりにシナモンシュガーやカスタードなどに変えるだけで印象の変わるパンができます。ねじって丸くするだけですが、見ためがお花のようにも見えるので可愛らしい仕上がりになります。
準備時間:3分
調理時間:15分
カロリー:282kcal(1個分)
手順
1
パン生地を15㎝×10㎝くらいの長方形に麺棒で伸ばします。(目安ははがきサイズ大)
手順
2
生地の下半分にあんこ40gを細長くのせます。
手順
3
上の生地を下にかぶせ、フチを指で押さえて封をし、包丁で2本の切れ込みを下に貫通するように入れます。
手順
4
生地の端をもって3回ねじり、端と端を丸めるようにして丸めたところをしっかり止めます。この生地どうしを止める場所は出来上がりの見ためにも考慮してパンの裏(底の部分)になるように気をつけます。
焼いている時に生地が膨らむので、止めた場所が離れないようにぎゅっ!ときつく指で生地同士をくっつけるのが大切です。
小豆あんと桜あんで作りました。切り込みを入れたところからあんこが見えます。
このまま濡れふきんをかけて20分程度暖かい場所において生地を発酵させ、(必要であれば)卵黄(1個分)と水(大さじ1)を混ぜ合わせたものを刷毛で表面に塗り、焼きます。
- [message]
- ##info-circle## コツ
- ・〈手順1〉で長方形に生地を伸ばす時、あまり横長すぎると〈手順4〉でねじって丸めるのが作業しにくいので、はがきサイズくらいがちょうどきれいに仕上がる大きさです。
パンの基本的な成形をご紹介しましたが、やはり気になるのが生地そのものですよね。
生地は仕上げるパンの種類によって微妙に分量を変えて作っているのですが、菓子パンを作る時に参考にできるレシピをご紹介します。
菓子パンを作る時の生地レシピ
桜あんぱんのレシピですが、一般的な菓子パン(あんぱん、クリームパン、ジャムパンなど多数)に使える生地の配合です。特に記載はしていないものの、私が菓子パンを作る時にはこちらのレシピの生地分量を使っています。
ほんのり塩っけがおいしい!桜あんぱんのレシピ
作って楽しい!簡単にできるパンレシピ(成形手順つき)
基本的なパンの成形方法を覚えたらもう少しレパートリーを広げたいという気持ちになりますよね。せっかく乗り気になったら総菜パンにもチャレンジしてみませんか?
むずかしいことは一切ないのですぐに作れますよ。
ホットケーキミックス生地のやわらかいウィンナーパン
パン生地にホットケーキミックスを使っているのでとてもやわらかい仕上がりです。ウィンナーパン作りで悩みの種となる巻き方(包み方)はクルクル巻いていくとウィンナーからずれてきてしまうことがあります。
私のご紹介する記事では形が崩れることなく失敗なくきれいに巻ける(包める)方法で仕上げるのではじめてチャレンジしてもお店のようなクルクル巻いたような仕上がりにできます。
そう、「巻いたような仕上がりに」というのがポイントです。
見た目はしっかり巻いた方に見えますが、実はかぶせてあるだけです。どうやって作るかはレシピページで詳細に写真つきでご紹介していますので参考にしてくださいね。
ホットケーキミックス生地のやわらかいウィンナーパン
ハマる!チーズのせキムチ惣菜パン
キムチとチーズを包んだ惣菜パンレシピです。この組み合わせはどうなの?っと思われるでしょうが、意外に相性がよくてハマるおいしさです。
ただ、キムチは水分があるので取り扱いには注意が必要です。汁気をしっかりきり、軽く刻んでから包むのがおすすめです。キムチの中に白菜が入っていますが、そのまま使うと大きすぎて食べにくいため、刻むことをお忘れなく!
そして、チーズをのせるのですが、とろけるチーズではなく”ベビーチーズ”を使います。
ベビーチーズはわりと溶けにくく、何より味が濃厚なのでとてもおいしいんですよ。
このキムチ惣菜パンの成形方法ですが、基本の丸パンに作り、上部を包丁か清潔なはさみで十字に切れ込みを入れるだけ!お好みでパン粉をのせて焼くとまさにパン屋さんで見かけるような総菜パンに仕上がります。
ハマる!チーズのせキムチ惣菜パン
銀木のひとりごと!
手作りパンのうれしいポイントってやはり出来たのやわらかいパンが食べれるという点ですよね。
もちろん、パン屋さんで売られているものもやわらかくておいしいですが、自分で作ったという(ちょっと大げさかもしれませんが)達成感のようなものは手作りならではの醍醐味。
とはいえ、パンを作るとなると成形する必要があります。
パン屋さんでは本当にいろいろな形をした菓子パン・惣菜パンが売られていますが、その見ための良さもやはり憧れてしまいますよね。
「こういうふうに自分も作れたらいいな」
と思った時こそ、手作りパン作りにチャレンジする時ではないでしょうか?
はじめは形が悪くても大丈夫です。だって、ここからスタートですから!
初めて作るパンはいきなり凝ったものではなく、まずは丸い形をしたものから!というのをおすすめしたいですが、実は今回ご紹介した中の「ねじり花形」の方がはじめてのパン作りで作業しやすいNo.1です。
丸型も失敗なくできますが、丸形〈手順1〉とコツの太字で書いた部分がとても大切なのでここを気をつけてください。
私のパン作りでは、オーブンは使わずオーブントースターで焼くのですが、時間も短くて済むのではじめてのパン作りでもおすすめな道具です。
コメント