桜の咲くシーズンには作ってみたい、桜をたっぷり使ったスコーン。
使う桜は「桜の花の塩漬け」と「桜あん」です。
春というと、やはり桜にちなんだ食べ物があると敏感に反応してしまいますよね。
今回ご紹介する桜のスコーンですが、ホットケーキミックス生地に桜あんをたっぷり練り込んだので仕上がりの生地が桜色に染まってとてもかわいらしいのにほんのり塩っけの感じられるものになっています。
そして、桜の花は春やお祝いの席には欠かせない「桜の花の塩漬け」ですが、しっかり塩抜きしてから使う場合が多いものの、個人的にはお菓子に使う場合に限っては
”塩っ気をほどよく残したままのほうがおいしい”
としています。なので、今回のレシピでは塩抜き時間は2分程度で終わり。ほどよく残した塩っけが甘いお菓子の味にとてもいい感じに引き立ちます。
では、今回のレシピで覚えておきたいポイントは、全部で5つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧ください。記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
スコーンはとても材料も少なく、簡単にできる料理なので桜スコーンに限らず、記事後半にご紹介している他のスコーンにもチャレンジしてみるのもおすすめですよ。
準備時間:5分
調理時間:30分
バター(無塩):50g
牛乳:大さじ2
桜あん:100g
桜の花の塩漬け:6輪
粉糖:45g
牛乳:小さじ1~小さじ2
[post_ads]
ボウルにホットケーキミックス、バターを入れ、手で練り混ぜます。
牛乳を加え、更に練り混ぜ合わせます。最初はベトベトしますが、段々しっとりとした生地になってきます。
オーブントースターで985wで7分焼き、残り8分は650wにして焼きます。
キッチンペーパーにのせて水気を切ります。
カップ等にの粉糖を入れ、はじめ牛乳を小さじ1加えてヘラで混ぜ合わせ、硬すぎるようであれば牛乳を追加して加え、硬さを調整します。仕上がりの目安はヘラをすくい上げてドロッと垂れてくるくらいです。
バターは常温に戻してから使う!
バターは作業する1時間くらい前に冷蔵庫から出して小さく切っておくと便利です。
お菓子作りで電子レンジで軽く溶かしてから使う場合もありますが、やわらかすぎると生地をこねて成形する時に時間もかかる上にベチャッとして扱いにくくなります。
今回は桜あんを加えているので、焼く前の生地はかなりやわらかいので、バターは常温状態で使います。
多少こねている時に塊が気になりますが、細かく切っておけば手の温度で次第に扱いやすくなりますよ。
桜あんを加えてからは生地をこねすぎない!
桜あんを加えてから均一の生地にしたい気持ちにあるものの、今回のレシピではマーブル状の生地に仕上げるため、あまり長くこねずにまだらな生地の見ためで大丈夫です。
焼く前の断面はあまりきれいとは言えないかもしれませんが、焼きあがった生地は淡い桜色のマーブル状になるので春らしく、とても愛らしいです。
桜の花の塩漬けは塩抜き時間2分!
記事冒頭でも触れましたが、桜の花の塩抜きはたった2分で大丈夫です。
〈手順5〉で水中で軽く左右に振ってあげると花びらの中に残っていた塩が振り落とされます。
完全に塩を振り落とすよりは、多少残っていた方がいただく時に塩っ気が生地の甘さを引き立てておいしく感じます。
生地の焼き時間残り5分になったら桜の花を一緒にトースターへ!
桜の花の塩抜きをしたら、キッチンペーパーにのせて水気を切りますが、このまま使うのではありません。
水気をさらに取り除いてあげる必要があります。電子レンジに入れて数秒加熱する方法もありますが、花びらが燃えてしまう恐れがあるのでおすすめしません。
その代わり、生地を焼いている同じ天板にのせて水分を蒸発させます。その際、のせる場所はオーブントースターの開閉近くで熱源から通り場所にします。
そして、この時のワット数は650W か340Wにします。くれぐれも高温で加熱しないでくださいね。電子レンジ同様、花びらが燃えてしまう恐れがり、とても危険です。
アイシングは卵白不要!
一般的にアイシングを作る時には卵白をしっかり泡立てて使うことが多いかと思います。卵白を使う理由は仕上がり時にツヤが出るから。
今回のレシピでは、ツヤは重視せず、アイシングそのものを味わいたいので卵白は使わずに粉糖と牛乳のみで作ります。しっかりヘラで混ぜ合わせるのですが、かなりドロリとした状態にするので、牛乳の量は最初小さじ1を加え、様子をみてから必要であれば追加で加えます。
当ブログで公開しているスコーンレシピのご紹介です。
基本生地は同じですが、加えるものによって簡単にレパートリーが増えます。
材料3つ!トースターでつくるプレーンスコーン
生地はこちらもホットケーキミックスを使い、オーブントースターで焼き上げます。
チョコレートを加えると味に変化がでておいしく面白い仕上がります。チョコレートを加える時、板チョコレートを加えるならあまり細かく砕きすぎないのがコツです。焼いている時に溶けてきてしまうので、焼きあがった時にも形が残るようにやや大きめに使います。
HM生地の抹茶スコーン(オーブントースター使用)
今回のレシピでは、アイシングに桜の花びらをのせたものを中心にご紹介しましたが、実は桜の花をのせないものと、アイシングなしの桜の花のせも作りました。
アイシングなしの桜の花のせの場合は、焼く前の記事に桜の花を押し付ける感じで生地の中に埋め込みます。
焼くと生地が膨らむので、しっかり押し込むこを忘れずに!
焦げないようにオーブントースターの熱源の直下には配置せず、開閉入口近くに置くと大丈夫ですよ。
ほんのり塩っけがあってとても美味しいです。
今回は「桜」たっぷりのスコーンでしたが、「桜の花の塩漬け」と「桜あん」って今まで使う機会がほとんどありませんでしたよ、私。
そもそも「桜あん」は私の地元で販売しているのを見つけたことがないので、今回使用のものは通信販売で購入しました。便利ですね、本当に。
たっぷり1㎏入りなので、まだまだ使い道はあるので何を作ろうかと考えるのが一番楽しい時間です。
季節的なこともあり、考えてばかりいないで早く記事にしないと!っと急いてしまうのですが、「桜あん」の魅力はやはり塩っけと甘さが合わさっている点ですので、ここを活かせる料理がいいですね。
使う桜は「桜の花の塩漬け」と「桜あん」です。
春というと、やはり桜にちなんだ食べ物があると敏感に反応してしまいますよね。
今回ご紹介する桜のスコーンですが、ホットケーキミックス生地に桜あんをたっぷり練り込んだので仕上がりの生地が桜色に染まってとてもかわいらしいのにほんのり塩っけの感じられるものになっています。
そして、桜の花は春やお祝いの席には欠かせない「桜の花の塩漬け」ですが、しっかり塩抜きしてから使う場合が多いものの、個人的にはお菓子に使う場合に限っては
”塩っ気をほどよく残したままのほうがおいしい”
としています。なので、今回のレシピでは塩抜き時間は2分程度で終わり。ほどよく残した塩っけが甘いお菓子の味にとてもいい感じに引き立ちます。
では、今回のレシピで覚えておきたいポイントは、全部で5つ!
- バターは常温に戻してから使う!
- 桜あんを加えてからは生地をこねすぎない!
- 桜の花の塩漬けは塩抜き時間2分!
- 生地の焼き時間残り5分になったら桜の花を一緒にトースターへ!
- アイシングは卵白不要!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧ください。記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
スコーンはとても材料も少なく、簡単にできる料理なので桜スコーンに限らず、記事後半にご紹介している他のスコーンにもチャレンジしてみるのもおすすめですよ。
ホットケーキミックス生地の桜スコーン
準備時間:5分
調理時間:30分
材料:2人分
ホットケーキミックス:150gバター(無塩):50g
牛乳:大さじ2
桜あん:100g
桜の花の塩漬け:6輪
粉糖:45g
牛乳:小さじ1~小さじ2
[post_ads]
作り方
手順
1
バターは小さくカットして、常温にしておきます。ボウルにホットケーキミックス、バターを入れ、手で練り混ぜます。
ホットケーキミックス / 150g
バター(無塩) / 50g
牛乳 / 大さじ2
バター(無塩) / 50g
牛乳 / 大さじ2
牛乳を加え、更に練り混ぜ合わせます。最初はベトベトしますが、段々しっとりとした生地になってきます。
手順
2
桜あんを生地に加え、練り混ぜます。この時、生地に均一に混ざらないようにマーブル状に仕上げたいので、6回程度こねて止めます。
手順
3
生地をひとまとめにしたら2㎝くらいの厚みに丸くし、表面を軽く押して平らにしたら8等分にします。
手順
4
天板にクッキングシートを敷き、生地を間隔を空けて並べ入れます。オーブントースターで985wで7分焼き、残り8分は650wにして焼きます。
手順
5
焼いている間に桜の花の塩漬けを2分程度水に浸し、水から取り出す時に水中で左右に軽く振って花びらの間に残っている塩を落とします。キッチンペーパーにのせて水気を切ります。
手順
6
生地の焼き時間が残り5分くらいになったら桜の花を天板の空いているところに並べ、生地と一緒に5分程度焼いて完全に水分を飛ばします。
手順
7
生地が焼けたら粗熱をとり、その間にアイシングを作ります。カップ等にの粉糖を入れ、はじめ牛乳を小さじ1加えてヘラで混ぜ合わせ、硬すぎるようであれば牛乳を追加して加え、硬さを調整します。仕上がりの目安はヘラをすくい上げてドロッと垂れてくるくらいです。
粉糖:45g
牛乳:小さじ1~小さじ2
牛乳:小さじ1~小さじ2
手順
8
粗熱が取れたスコーンの上部にアイシングを垂らし、桜の花をのせて指で軽く押し付けて密着させ、そのまま完全に乾くまでいじらずにクッキングシートの上に置いておきます。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
- [message]
- ##info-circle## コツ
- ・桜あんに水分があるので、生地に加える牛乳の量は大さじ2で十分です。
・アイシングは乾くまで時間がかかるので、作業する時には天板や移動ができる板の上にクッキングシートをのせて作業します。
「ホットケーキミックス生地の桜スコーン」を作る5つのポイント
- バターは常温に戻してから使う!
- 桜あんを加えてからは生地をこねすぎない!
- 桜の花の塩漬けは塩抜き時間2分!
- 生地の焼き時間残り5分になったら桜の花を一緒にトースターへ!
- アイシングは卵白不要!
では、くわしく解説していきます
バターは常温に戻してから使う!
バターは作業する1時間くらい前に冷蔵庫から出して小さく切っておくと便利です。
お菓子作りで電子レンジで軽く溶かしてから使う場合もありますが、やわらかすぎると生地をこねて成形する時に時間もかかる上にベチャッとして扱いにくくなります。
今回は桜あんを加えているので、焼く前の生地はかなりやわらかいので、バターは常温状態で使います。
多少こねている時に塊が気になりますが、細かく切っておけば手の温度で次第に扱いやすくなりますよ。
桜あんを加えてからは生地をこねすぎない!
桜あんを加えてから均一の生地にしたい気持ちにあるものの、今回のレシピではマーブル状の生地に仕上げるため、あまり長くこねずにまだらな生地の見ためで大丈夫です。
焼く前の断面はあまりきれいとは言えないかもしれませんが、焼きあがった生地は淡い桜色のマーブル状になるので春らしく、とても愛らしいです。
桜の花の塩漬けは塩抜き時間2分!
記事冒頭でも触れましたが、桜の花の塩抜きはたった2分で大丈夫です。
〈手順5〉で水中で軽く左右に振ってあげると花びらの中に残っていた塩が振り落とされます。
完全に塩を振り落とすよりは、多少残っていた方がいただく時に塩っ気が生地の甘さを引き立てておいしく感じます。
生地の焼き時間残り5分になったら桜の花を一緒にトースターへ!
桜の花の塩抜きをしたら、キッチンペーパーにのせて水気を切りますが、このまま使うのではありません。
水気をさらに取り除いてあげる必要があります。電子レンジに入れて数秒加熱する方法もありますが、花びらが燃えてしまう恐れがあるのでおすすめしません。
その代わり、生地を焼いている同じ天板にのせて水分を蒸発させます。その際、のせる場所はオーブントースターの開閉近くで熱源から通り場所にします。
そして、この時のワット数は650W か340Wにします。くれぐれも高温で加熱しないでくださいね。電子レンジ同様、花びらが燃えてしまう恐れがり、とても危険です。
アイシングは卵白不要!
一般的にアイシングを作る時には卵白をしっかり泡立てて使うことが多いかと思います。卵白を使う理由は仕上がり時にツヤが出るから。
今回のレシピでは、ツヤは重視せず、アイシングそのものを味わいたいので卵白は使わずに粉糖と牛乳のみで作ります。しっかりヘラで混ぜ合わせるのですが、かなりドロリとした状態にするので、牛乳の量は最初小さじ1を加え、様子をみてから必要であれば追加で加えます。
スコーンレシピのご紹介
当ブログで公開しているスコーンレシピのご紹介です。
基本生地は同じですが、加えるものによって簡単にレパートリーが増えます。
材料3つ!トースターでつくるプレーンスコーン
まずは基本のプレーン味。ホットケーキミックスの甘さとバターのコクが味わえます。準備から焼き上がりまで30分くらいで完了するので便利です。
いただく時にはメイプルシロップをかけたりするとさらにおいしさが増しますよ。
いただく時にはメイプルシロップをかけたりするとさらにおいしさが増しますよ。
材料3つ!トースターでつくるプレーンスコーン
HM生地の抹茶スコーン(オーブントースター使用)
抹茶入りのスコーンにホワイトチョコレートを練り込んだ、ちょっと濃厚な仕上がりになります。生地はこちらもホットケーキミックスを使い、オーブントースターで焼き上げます。
チョコレートを加えると味に変化がでておいしく面白い仕上がります。チョコレートを加える時、板チョコレートを加えるならあまり細かく砕きすぎないのがコツです。焼いている時に溶けてきてしまうので、焼きあがった時にも形が残るようにやや大きめに使います。
HM生地の抹茶スコーン(オーブントースター使用)
銀木のひとりごと!
今回のレシピでは、アイシングに桜の花びらをのせたものを中心にご紹介しましたが、実は桜の花をのせないものと、アイシングなしの桜の花のせも作りました。
アイシングなしの桜の花のせの場合は、焼く前の記事に桜の花を押し付ける感じで生地の中に埋め込みます。
焼くと生地が膨らむので、しっかり押し込むこを忘れずに!
焦げないようにオーブントースターの熱源の直下には配置せず、開閉入口近くに置くと大丈夫ですよ。
ほんのり塩っけがあってとても美味しいです。
今回は「桜」たっぷりのスコーンでしたが、「桜の花の塩漬け」と「桜あん」って今まで使う機会がほとんどありませんでしたよ、私。
そもそも「桜あん」は私の地元で販売しているのを見つけたことがないので、今回使用のものは通信販売で購入しました。便利ですね、本当に。
たっぷり1㎏入りなので、まだまだ使い道はあるので何を作ろうかと考えるのが一番楽しい時間です。
季節的なこともあり、考えてばかりいないで早く記事にしないと!っと急いてしまうのですが、「桜あん」の魅力はやはり塩っけと甘さが合わさっている点ですので、ここを活かせる料理がいいですね。
コメント