ひな祭りでお内裏様近くに添えられる食べ物「菱餅(ひしもち)」の作り方をご紹介します。型は牛乳パックを使うので型を買う必要もありません。
材料は上新粉・白玉粉・砂糖です。上新粉のみでも作れますが、今回は白玉粉を加えます。
完成した菱餅が硬くならない理由についてもご紹介します。
ひな祭りに菱餅を作ったことがないというあなた。
とてもシンプルな材料で、しかも簡単にできる和菓子ですからちょっとチャレンジしてみませんか?
女の子のお祭りというくらいですから、子供と一緒に手作りするのも楽しいですよ。
この菱餅ですが、それぞれ3色の餅生地で彩ります。生地に色はつけたけれど緑が上?ピンクが上?っと、悩んでしまう時がありますが、大地の”緑”が下と覚えれば忘れませんよね!
日本のスイーツのひとつともいえるひな祭りの菱餅ですが、作ったものの食べ方が分からないという時のために後述にて我が家の食べ方をご紹介しています。
調理時間:約20分以内
※ただし、蒸し時間・冷やし時間は除く。
白玉粉:50g
砂糖:50g
ぬるま湯:~200cc
食紅(赤):耳かき半量程度
食紅(緑):耳かき半量程度
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※切り取った部分の牛乳パックは捨てずに保存。
コの字型に切り抜いた牛乳パックに大きく切ったクッキングシートを三面に敷きます。
この時、もともと開封口があった側の面(画像でいうと右側)に長めにクッキングシートを余らせておきます。
ぬるま湯を少しずつ加えて耳たぶくらいの固さにします。
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生地が粉状の時に全体を混ぜておくことで生地と甘みが均一になります。
湯を一気に注がず、少量ずつ生地に加えることで硬さ調整しやすいのでくれぐれも一気に注がないこと!
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食紅に付いている小さなスプーンがあればまずは半量を加えて生地を練り、色が薄ければ再び食紅を加えて練り混ぜると好みの色に仕上がります。
蒸し上がると色がやや濃くなるので、目安は「ちょっと薄いかな」くらいです。
続いて、白い生地を緑色の生地の上に延ばして同様に均一の高さになるように延ばします。
最後に赤色の生地を白い生地の上に延ばして均一になるように延ばします。
蒸し器には水滴落下防止のため、蒸し布などで覆って使います。
熱い状態のまま、牛乳パックに輪ゴム1本で生地が横に広がらないように固定します。
冷めてから輪ゴムで止めるとしわになるので、必ずやけどしないように気をつけて作業してください。
乾燥防止に蒸し布(もしくは濡れ布巾)をかけて冷まします。
包丁を垂直に置いて、ひし形の型紙に沿って一気に切るのがポイントです。ゆっくり切っていると生地が寄れてきてしまうので気をつけます。
生地がカチカチにならないように砂糖を加えて数日間はやわらかさを保つようにしています。
雛人形の中でも男雛と女雛のお内裏様近くに飾ることから菱餅はいわゆる”ごちそう”ということになりますよね。
そんな”ごちそう”をとても簡単に、そして分かりやすい分量にして作ります。
本当に分かりやすい!
コツにも書きましたが、作る時に砂糖を加えることで生地がすぐに硬くならずに済みます。そして、ほんのりとした甘さがあるのでそのままいただいてもとてもおいしい和菓子にです。
今回ご紹介した菱餅は、”ういろう”のような食感がモチモチとして飽きない仕上がりです。
菱餅を作る時に困るのが大きさではないでしょうか?
今回型として使った牛乳パックは横幅も高さもちょうどよく、かなり便利な型です。作るからということでわざわざ型を買うより、身近なもので使えればひな祭り以外の時にも
作れますよね。
ただ、牛乳パックを使う時に1つだけ気を付けていただきたいことがあります。
〈手順7〉でも書いていますが、蒸し上がり時には熱気で生地が横に広がってしまっているので、熱いうちに輪ゴムで固定します。
やけどをしないように気を付けて作業しますが、必ず餅生地に触らずにしてくださいね。
切り分ける時に必ず出現する”切れ端”ですが、完成写真の周りに小さく見えるものが実は切れ端の餅生地です。
ひと口サイズに切ると食べやすく、見た目も不思議と可愛らしく見えますよね。
参考までに今回使ったひし形の型紙のご紹介です。角度については画像に表示してあるとおりですが、一辺の長さは5.5㎝です。
今回のこの型紙は牛乳パックで作ったのでトコトン牛乳パックの使い倒しですよ。
ひな祭りの菱餅、意外と簡単に作れて拍子抜けしてしまったのではありませんか?
せっかく作った菱餅ではあるものの、食べ方が分からないというあなた。
ここでは我が家の定番な食べ方をご紹介します。絶対に余ることがないのであっという間に完食しちゃいますよ。
1、そのままいただく
砂糖を加えてあるので、そのままいただい十分美味しいです。
2、ひと口サイズに切ってフライパンで少量の油で揚げ焼きにし、火からおろした時に塩をふる。
揚げ餅風にするのですが、餅に甘さがあるので甘さの上に塩っけがクセになります(笑)
3、オーブントースターで焼いた後、醤油をつけていただく
焼き餅レシピです。焼く時の大きさは切り餅より少し小さめの方が火の通りが早いです。余裕があれば海苔を巻くと”磯辺焼き”になります。
4、みたらしのたれをかける
「絶品!”固くならない”みたらし団子」に記載しているみたらしあんでいただきます。
5、耐熱容器に入れてとろけるチーズをかけて焼く
餅の甘さとチーズの塩っけがあと引く美味しさです。餅は硬くなったものを使う場合、火の通りがよくなるように厚みは1㎝以内にします。
もともと生地に甘さがある分、凝った味付けでいただくよりもシンプルな方が断然美味しいです。
我が家ではだいたいそのままの状態で置いておくといつの間にかなくなっているので「残る」という心配はありません。
材料は上新粉・白玉粉・砂糖です。上新粉のみでも作れますが、今回は白玉粉を加えます。
完成した菱餅が硬くならない理由についてもご紹介します。
ひな祭りに菱餅を作ったことがないというあなた。
とてもシンプルな材料で、しかも簡単にできる和菓子ですからちょっとチャレンジしてみませんか?
女の子のお祭りというくらいですから、子供と一緒に手作りするのも楽しいですよ。
この菱餅ですが、それぞれ3色の餅生地で彩ります。生地に色はつけたけれど緑が上?ピンクが上?っと、悩んでしまう時がありますが、大地の”緑”が下と覚えれば忘れませんよね!
日本のスイーツのひとつともいえるひな祭りの菱餅ですが、作ったものの食べ方が分からないという時のために後述にて我が家の食べ方をご紹介しています。
簡単!ひな祭りのお菓子・菱餅(ひしもち)の作り方
調理時間:約20分以内
※ただし、蒸し時間・冷やし時間は除く。
材料:菱餅2個分
上新粉:150g白玉粉:50g
砂糖:50g
ぬるま湯:~200cc
食紅(赤):耳かき半量程度
食紅(緑):耳かき半量程度
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作り方
手順
1
牛乳パックの開封口を切り取り、さらにコの字型に切り抜きます。※切り取った部分の牛乳パックは捨てずに保存。
コの字型に切り抜いた牛乳パックに大きく切ったクッキングシートを三面に敷きます。
この時、もともと開封口があった側の面(画像でいうと右側)に長めにクッキングシートを余らせておきます。
手順
2
ボウルに上新粉、白玉粉、砂糖を入れて軽く混ぜ合わせます。ぬるま湯を少しずつ加えて耳たぶくらいの固さにします。
/
ココに注目!\
生地が粉状の時に全体を混ぜておくことで生地と甘みが均一になります。
湯を一気に注がず、少量ずつ生地に加えることで硬さ調整しやすいのでくれぐれも一気に注がないこと!
手順
3
生地を3等分に分け、赤、緑の食紅をそれぞれ加えて均一の色になるように練り混ぜます。
/
ココに注目!\
食紅に付いている小さなスプーンがあればまずは半量を加えて生地を練り、色が薄ければ再び食紅を加えて練り混ぜると好みの色に仕上がります。
蒸し上がると色がやや濃くなるので、目安は「ちょっと薄いかな」くらいです。
手順
4
〈手順1〉でクッキングシートを敷いた牛乳パックに緑色の生地を均一の高さに延ばして敷きつめます。続いて、白い生地を緑色の生地の上に延ばして同様に均一の高さになるように延ばします。
最後に赤色の生地を白い生地の上に延ばして均一になるように延ばします。
緑・白・赤色の生地を牛乳パックに入れる前にある程度手で牛乳パックに入る大きさに延ばしてから敷きつめるとスムーズに作業ができます。
また、生地を型に入れてから均一に整える時に〈手順1〉で切り取った牛乳パックの面をヘラのようにして延ばすと生地にしわのない滑らかな表面になります。
また、生地を型に入れてから均一に整える時に〈手順1〉で切り取った牛乳パックの面をヘラのようにして延ばすと生地にしわのない滑らかな表面になります。
手順
5
赤色の生地まで整えたら、開封口のあった面の長めに延ばしておいたクッキングシートを垂直にたたみ、洗濯挟みで両サイドを固定して壁を作ります。
手順
6
蒸気の上がった蒸し器に洗濯挟みをつけたまま牛乳パックごと入れ、約30分蒸します。
蒸し器には水滴落下防止のため、蒸し布などで覆って使います。
手順
7
30分程度蒸したらつまようじを刺し、何もついてこなければ火を止めます。
熱い状態のまま、牛乳パックに輪ゴム1本で生地が横に広がらないように固定します。
冷めてから輪ゴムで止めるとしわになるので、必ずやけどしないように気をつけて作業してください。
乾燥防止に蒸し布(もしくは濡れ布巾)をかけて冷まします。
手順
8
冷めた生地をクッキングシートから外し、ひし形に切り分けます。包丁を垂直に置いて、ひし形の型紙に沿って一気に切るのがポイントです。ゆっくり切っていると生地が寄れてきてしまうので気をつけます。
- [message]
- ##info-circle## コツ
- ・牛乳パックを型として使う場合、出来上がった生地を取り外す時にクッキングシートを敷きます。完成した生地がサッと取り外すことができるので便利です。
・生地に湯を注ぐ時、一気に200㏄を注ぐとゆるくなる時があるので、必ず少量ずつ注ぎながら生地と混ぜます。ちなみに、今回の生地では湯を180㏄弱使いました。
・今回のレシピでは緑色を食紅で作りましたが、よもぎや抹茶でも作れます。
・意外と生地は冷めるまでに時間がかかるので、切り分ける時には完全に冷めてからなので、日にちと時間に余裕をもって作ってください。
生地がカチカチにならないように砂糖を加えて数日間はやわらかさを保つようにしています。
雛人形の中でも男雛と女雛のお内裏様近くに飾ることから菱餅はいわゆる”ごちそう”ということになりますよね。
そんな”ごちそう”をとても簡単に、そして分かりやすい分量にして作ります。
本当に分かりやすい!
コツにも書きましたが、作る時に砂糖を加えることで生地がすぐに硬くならずに済みます。そして、ほんのりとした甘さがあるのでそのままいただいてもとてもおいしい和菓子にです。
今回ご紹介した菱餅は、”ういろう”のような食感がモチモチとして飽きない仕上がりです。
菱餅を作る時に困るのが大きさではないでしょうか?
今回型として使った牛乳パックは横幅も高さもちょうどよく、かなり便利な型です。作るからということでわざわざ型を買うより、身近なもので使えればひな祭り以外の時にも
作れますよね。
ただ、牛乳パックを使う時に1つだけ気を付けていただきたいことがあります。
〈手順7〉でも書いていますが、蒸し上がり時には熱気で生地が横に広がってしまっているので、熱いうちに輪ゴムで固定します。
やけどをしないように気を付けて作業しますが、必ず餅生地に触らずにしてくださいね。
切り分ける時に必ず出現する”切れ端”ですが、完成写真の周りに小さく見えるものが実は切れ端の餅生地です。
ひと口サイズに切ると食べやすく、見た目も不思議と可愛らしく見えますよね。
今回使ったひし形の型紙
作るならきれいな形でやっぱ仕上げたいですよね。参考までに今回使ったひし形の型紙のご紹介です。角度については画像に表示してあるとおりですが、一辺の長さは5.5㎝です。
今回のこの型紙は牛乳パックで作ったのでトコトン牛乳パックの使い倒しですよ。
銀木のひとりごと!
ひな祭りの菱餅、意外と簡単に作れて拍子抜けしてしまったのではありませんか?
せっかく作った菱餅ではあるものの、食べ方が分からないというあなた。
ここでは我が家の定番な食べ方をご紹介します。絶対に余ることがないのであっという間に完食しちゃいますよ。
1、そのままいただく
砂糖を加えてあるので、そのままいただい十分美味しいです。
2、ひと口サイズに切ってフライパンで少量の油で揚げ焼きにし、火からおろした時に塩をふる。
揚げ餅風にするのですが、餅に甘さがあるので甘さの上に塩っけがクセになります(笑)
3、オーブントースターで焼いた後、醤油をつけていただく
焼き餅レシピです。焼く時の大きさは切り餅より少し小さめの方が火の通りが早いです。余裕があれば海苔を巻くと”磯辺焼き”になります。
4、みたらしのたれをかける
「絶品!”固くならない”みたらし団子」に記載しているみたらしあんでいただきます。
5、耐熱容器に入れてとろけるチーズをかけて焼く
餅の甘さとチーズの塩っけがあと引く美味しさです。餅は硬くなったものを使う場合、火の通りがよくなるように厚みは1㎝以内にします。
もともと生地に甘さがある分、凝った味付けでいただくよりもシンプルな方が断然美味しいです。
我が家ではだいたいそのままの状態で置いておくといつの間にかなくなっているので「残る」という心配はありません。
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