バターとラム酒の香り漂う、なんとも贅沢なパウンドケーキって憧れちゃいますよね。
今回ご紹介するパウンドケーキはこの2つの他に市販で売られているフルーツミックスゼリーを加えて見た目も華やかで明るいカラフルな仕上げのパウンドケーキをご紹介します。
ラムレーズンも市販されているものを使うので手間がかからず便利です。
もちろん、自身でラムレーズンを作ることもできますが、少々手間もかかるので手っ取り早く簡単にできるので市販のものを使います。
パウンドケーキは焼き菓子の中でも材料がとてもシンプルで簡単なケーキではあるのですが、今回は生地を「ホットケーキミックス」を使って計量も少なくしています。
一般的には薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせて生地を作りますが、あれもこれもと用意するのも対異変ですよね。
「ホットケーキミックス」はホットケーキだけに使うためのではないので、是非活用しましょう!
そして、オーブンは使わずオーブントースターを使って焼き上げます。そう、オーブントースターでできます!
記事後半ではどうしてもありがちな焼けた後の「パウンドケーキ焼き縮み防止」についても書いていますので是非ご参考にしてくださいね。
では、今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
調理時間:30分
カロリー:212kcal(ひと切れ分)
ホットケーキミックス:200g
バター:90g
グラニュー糖:90g
卵:2個
ラム酒:大さじ2
ラムレーズン:60g
フルーツミックスゼリー:70g
この時、完全に溶かしバターにせず、半分程度溶けている状態で大丈夫です。
卵は常温に戻しておきます。
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卵を常温に戻した状態で使う理由は、〈手順3〉からの作業で生地材料を混ぜていく中で分離させないためです。
冷えた状態のものを使うと生地材料が分離してしまい、焼きあがった生地がパサついてしまいます。
卵を加え、さらに均一の生地になるまで混ぜ合わせます。
最後にラム酒を加え、5回程度生地を再び混ぜ合わせます。
その上に残りの生地半分程度を流し入れ、同じようにフルーツミックスゼリー2/3量、ラムレーズン全てを散らします。
最後に残りの生地全てを流し入れ、フルーツミックスゼリーもすべて表面に散らします。2~3回5cm高さから落とし、中の空気を抜きます。
筋をつけたら焦げ防止用にアルミホイルをかぶせ、再び985Wで15分焼きます。
型のまま30㎝くらいの高さから落とし、焼き縮みを防止します。
そのまま網などにのせて粗熱が取れたら型から外し、アルミホイルやラップで覆い冷まします。美味しい食べ頃は翌日がオススメです。
粉類はホットケーキミックスのみ!
記事冒頭でも触れましたが、一般的なパウンドケーキでは薄力粉やベーキングパウダーを使い、それぞれの分量を計算して使います。ただ、もっと手軽に作るにはすでに配合がキチンとされているパウンドケーキが断然便利!元々ホットケーキミックス用に作られているだけあって、水分量を調整すれば問題なく使えて便利です。
バターは半分溶かしバターで作業がスムーズ!
「バターは常温に戻して泡立て器で白ぽくなるまで混ぜ合わせる・・・」
多くのパウンドケーキを取り扱う本でもサイトでもこういう文言を一度は見たことがあるのではありませんか?
実際、常温に戻したバターを泡立て器で混ぜると確かに時間はかかりますが白っぽくなります。
ただ、やわらかくなったバターが泡立て器のすき間に入ってなかなか出てこない経験をあなたはしたことがありませんか?
私はあります。
そのため、そのつどすき間からバターを出す作業があるのでとても時間がかかるんですよね。
そこで、バターを電子レンジ加熱して8割程度やわらかくしてから泡立て器で混ぜてみてください。
とてもスムーズに作業が進みますよ。
確かに常温状態のバターから作業すると、焼きあがった生地の目が細かくなるのも事実。
ですが、それはよく見ないと溶かしバターで作ったのは区別がつかないくらいなのです。
それならば!
少しでも作業が楽になるのなら溶かしバターを使わない手はありませんよね!
必ずしも、教科書が正しいとは限りません。自分がよりよく楽しく作れるのが手作りお菓子の基本ではありませんか?
市販の材料で簡単・手間なく簡単に!
市販のお菓子材料は本当に便利です。
ラムレーズンを手作りするとなると費用も時間も圧倒的にかかります。(これはこれでおいしく出来上がるのですが)
今回使ったラムレーズンも、フルーツミックスゼリーも多くのスーパーの製菓コーナーに行けば手に入る身近なもの。
便利なものはドンドン使いましょう!
オーブントースターで焼き時間も短い!
オーブンとオーブントースターのメリット・デメリットはそれぞれありますが、オーブントースターのデメリットは庫内の狭さという点くらいしか思いつきません。
多くのものを一度に大量に作れるオーブンに比べてある程度決まった量しか作れないのがオーブントースター。
ですが、オーブントースターでパウンドケーキを焼くと圧倒的に焼き時間が短く、最近の機種はワット数も調整できるのでとても便利なのです!
【覚えておいて!】パウンドケーキ焼き縮み防止
パウンドケーキが焼けてホッとひと息つく前に、粗熱がとれるまでにちょっとしたことをします。
もちろん、焼く前段階でも必要な作業などはあるのですが、今回ご紹介した通りに作っていただければこの辺りは問題ないと自信があります。
さて、焼けて型ごとそのまま置いておくと、少なからず”焼き縮み”という、生地の温度がドンドン冷めていくにつれてしぼんでいく現象がおきます。
今回私が使用した型では高さがそれほどないので”焼き縮み”の減少は置きませんが、一般的に使われる20×8.5×8.5㎝サイズのものでは、よく起きる現象なので気をつけなければなりません。
その”焼き縮み”を防止する方法ですが、2種類あります。
型を使って焼いた場合、
ほんのちょっとした手間ではありますが、高さのあるパウンドケーキでは”焼き縮み”が起こりやすいので気をつけてくださいね。
今回のレシピで使用したパウンド型については「オーブントースターで使用したパウンド型」を参考にしてください。サイズは24×7.5×4cmのスリムロング型です。
パウンドケーキは本当に分かりやすい材料で簡単に作れるのがうれしい焼き菓子です。
ただ、簡単に作れる故に奥が深く、ちょっとしたことで失敗してしまうこともクッキーなどに比べて多いのもこのお菓子の特徴かと思います。
大概の焼き菓子はオーブンで焼きますが、実はオーブントースターの実力もまだまだ捨てたものではありません!
焼き菓子では、オーブンでは予熱をして使いますが、オーブントースターでは加熱が早いので予熱なしで一気に焼くことができます。
今回ご紹介するパウンドケーキはこの2つの他に市販で売られているフルーツミックスゼリーを加えて見た目も華やかで明るいカラフルな仕上げのパウンドケーキをご紹介します。
ラムレーズンも市販されているものを使うので手間がかからず便利です。
もちろん、自身でラムレーズンを作ることもできますが、少々手間もかかるので手っ取り早く簡単にできるので市販のものを使います。
パウンドケーキは焼き菓子の中でも材料がとてもシンプルで簡単なケーキではあるのですが、今回は生地を「ホットケーキミックス」を使って計量も少なくしています。
一般的には薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせて生地を作りますが、あれもこれもと用意するのも対異変ですよね。
「ホットケーキミックス」はホットケーキだけに使うためのではないので、是非活用しましょう!
そして、オーブンは使わずオーブントースターを使って焼き上げます。そう、オーブントースターでできます!
記事後半ではどうしてもありがちな焼けた後の「パウンドケーキ焼き縮み防止」についても書いていますので是非ご参考にしてくださいね。
では、今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- 粉類はホットケーキミックスのみ!
- バターは半分溶かしバターで作業がスムーズ!
- 市販の材料で簡単・手間なく簡単に!
- オーブントースターで焼き時間も短い!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
ラムレーズンとミックスゼリーのパウンドケーキ
準備時間:10分調理時間:30分
カロリー:212kcal(ひと切れ分)
材料:10切れ分
(24×7.5×4cmのパウンド型)
ホットケーキミックス:200g
バター:90g
グラニュー糖:90g
卵:2個
ラム酒:大さじ2
ラムレーズン:60g
フルーツミックスゼリー:70g
作り方
手順
1
パウンド型に敷き紙(クッキングシート)をはめます。動かないように、洗濯ばさみを数か所はさんで固定すると便利です。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
手順
2
バターは耐熱容器に入れ、ふたをして電子レンジで30秒加熱します。この時、完全に溶かしバターにせず、半分程度溶けている状態で大丈夫です。
卵は常温に戻しておきます。
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ココに注目!\
卵を常温に戻した状態で使う理由は、〈手順3〉からの作業で生地材料を混ぜていく中で分離させないためです。
冷えた状態のものを使うと生地材料が分離してしまい、焼きあがった生地がパサついてしまいます。
手順
3
ボウルにバター、グラニュー糖を入れ、泡立て器で白っぽくなるまでよく混ぜ合わせます。卵を加え、さらに均一の生地になるまで混ぜ合わせます。
バター:90g
砂糖:90g
卵:2個
砂糖:90g
卵:2個
手順
4
ゴムベラに持ち替え、振るいにかけたホットケーキミックスを加え、下から上に生地を切るように混ぜ合わせます。最後にラム酒を加え、5回程度生地を再び混ぜ合わせます。
ホットケーキミックス:200g
ラム酒:大さじ2
ラム酒:大さじ2
手順
5
〈手順1〉の型に生地を1/2量流し入れ、木べらで表面を平らにし、フルーツミックスゼリーを1/3量、ラムレーズンを1/2量をパラパラと均一に散らします。その上に残りの生地半分程度を流し入れ、同じようにフルーツミックスゼリー2/3量、ラムレーズン全てを散らします。
最後に残りの生地全てを流し入れ、フルーツミックスゼリーもすべて表面に散らします。2~3回5cm高さから落とし、中の空気を抜きます。
手順
6
オーブントースターで天板なしで985Wで5分焼いたら包丁などで一直線の筋をつけます。筋をつけたら焦げ防止用にアルミホイルをかぶせ、再び985Wで15分焼きます。
手順
7
15分焼いたらつまようじを刺し、何も付いてこなければ焼き上がりです。型のまま30㎝くらいの高さから落とし、焼き縮みを防止します。
そのまま網などにのせて粗熱が取れたら型から外し、アルミホイルやラップで覆い冷まします。美味しい食べ頃は翌日がオススメです。
「ラムレーズンとミックスゼリーのパウンドケーキ」を作る4つのポイント
- 粉類はホットケーキミックスのみ!
- バターは半分溶かしバターで作業がスムーズ!
- 市販の材料で簡単・手間なく簡単に!
- オーブントースターで焼き時間も短い!
では、くわしく解説していきます
粉類はホットケーキミックスのみ!
記事冒頭でも触れましたが、一般的なパウンドケーキでは薄力粉やベーキングパウダーを使い、それぞれの分量を計算して使います。ただ、もっと手軽に作るにはすでに配合がキチンとされているパウンドケーキが断然便利!元々ホットケーキミックス用に作られているだけあって、水分量を調整すれば問題なく使えて便利です。
バターは半分溶かしバターで作業がスムーズ!
「バターは常温に戻して泡立て器で白ぽくなるまで混ぜ合わせる・・・」
多くのパウンドケーキを取り扱う本でもサイトでもこういう文言を一度は見たことがあるのではありませんか?
実際、常温に戻したバターを泡立て器で混ぜると確かに時間はかかりますが白っぽくなります。
ただ、やわらかくなったバターが泡立て器のすき間に入ってなかなか出てこない経験をあなたはしたことがありませんか?
私はあります。
そのため、そのつどすき間からバターを出す作業があるのでとても時間がかかるんですよね。
そこで、バターを電子レンジ加熱して8割程度やわらかくしてから泡立て器で混ぜてみてください。
とてもスムーズに作業が進みますよ。
確かに常温状態のバターから作業すると、焼きあがった生地の目が細かくなるのも事実。
ですが、それはよく見ないと溶かしバターで作ったのは区別がつかないくらいなのです。
それならば!
少しでも作業が楽になるのなら溶かしバターを使わない手はありませんよね!
必ずしも、教科書が正しいとは限りません。自分がよりよく楽しく作れるのが手作りお菓子の基本ではありませんか?
市販の材料で簡単・手間なく簡単に!
市販のお菓子材料は本当に便利です。
ラムレーズンを手作りするとなると費用も時間も圧倒的にかかります。(これはこれでおいしく出来上がるのですが)
今回使ったラムレーズンも、フルーツミックスゼリーも多くのスーパーの製菓コーナーに行けば手に入る身近なもの。
便利なものはドンドン使いましょう!
オーブントースターで焼き時間も短い!
オーブンとオーブントースターのメリット・デメリットはそれぞれありますが、オーブントースターのデメリットは庫内の狭さという点くらいしか思いつきません。
多くのものを一度に大量に作れるオーブンに比べてある程度決まった量しか作れないのがオーブントースター。
ですが、オーブントースターでパウンドケーキを焼くと圧倒的に焼き時間が短く、最近の機種はワット数も調整できるのでとても便利なのです!
【覚えておいて!】パウンドケーキ焼き縮み防止
パウンドケーキが焼けてホッとひと息つく前に、粗熱がとれるまでにちょっとしたことをします。
もちろん、焼く前段階でも必要な作業などはあるのですが、今回ご紹介した通りに作っていただければこの辺りは問題ないと自信があります。
さて、焼けて型ごとそのまま置いておくと、少なからず”焼き縮み”という、生地の温度がドンドン冷めていくにつれてしぼんでいく現象がおきます。
今回私が使用した型では高さがそれほどないので”焼き縮み”の減少は置きませんが、一般的に使われる20×8.5×8.5㎝サイズのものでは、よく起きる現象なので気をつけなければなりません。
その”焼き縮み”を防止する方法ですが、2種類あります。
型を使って焼いた場合、
- 型からパウンドケーキを取り出す
- パウンドケーキを(網などの上に)横に5分倒したら今度は逆向きに倒して5分横向きに置きます。
- パウンドケーキが焼けたら型ごと30㎝くらいの高さから落としてショックを与えることで防ぐことができます。
ほんのちょっとした手間ではありますが、高さのあるパウンドケーキでは”焼き縮み”が起こりやすいので気をつけてくださいね。
今回のレシピで使用したパウンド型については「オーブントースターで使用したパウンド型」を参考にしてください。サイズは24×7.5×4cmのスリムロング型です。
粗熱とは、焼けてすぐの熱い状態から、手で触れる程度の温かさに冷ますこと。
銀木のひとりごと!
パウンドケーキは本当に分かりやすい材料で簡単に作れるのがうれしい焼き菓子です。
ただ、簡単に作れる故に奥が深く、ちょっとしたことで失敗してしまうこともクッキーなどに比べて多いのもこのお菓子の特徴かと思います。
大概の焼き菓子はオーブンで焼きますが、実はオーブントースターの実力もまだまだ捨てたものではありません!
焼き菓子では、オーブンでは予熱をして使いますが、オーブントースターでは加熱が早いので予熱なしで一気に焼くことができます。
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