大人気の「塩パン」の作り方をご紹介します。
外はカリッと、中はふんわりした生地に濃厚なバターの風味と香り、そして程よい塩っ気が特徴の「塩パン」です。
冷めた生地にバターが底に固まってカリッとなったところは特に美味しいですよね。
でも、バターをたっぷり使っているのでやはり気になるのがカロリーではありませんか?
確かに、今回ご紹介するレシピではバター(有塩バター)だけでも70gを使用しているので、数字だけみると思わずゾッとしてしまうので、パン1個のカロリーで考えると高いイメージがあります。
ただ、作り方をほんの少し工夫するだけでカロリーを抑えることはできます。
せっかく美味しいパンが自宅で簡単にできるのですから、作ってみたくなりますよね!
そして、今回のレシピではパン生地発酵は1回のみです。
通常のパンでは2回が定番ですが、1回発酵でも十分ふっくらと仕上がります。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは5つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
なお、当ブログで生地を焼成する機器はオーブントースターを使用しています。
そうなんです、オーブントースターでパンが焼けるんです!
調理時間:25分
カロリー:204.5kcal(1個分)
生おから:60g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
有塩バター:60g
岩塩:2g
オリーブオイル:大さじ1/2
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分量などの違いは少しありますが、作り方は同じなので作業工程を写真付きでご紹介しています。
ラップに包み、冷蔵庫で冷やしておきます。
手前に〈手順2〉で冷やしておいたバター1個をのせます。
手前の生地をバターにかぶせるようにひと巻きしたら生地を指で押さえ(特にフチの辺り)、クルクル巻いていきます。
岩塩を表面に散らします。(オリーブオイルを塗った表面に散らします)
強力粉とおからの割合で食感とカロリーに違いが出る
おからを生地に加えたことでグッとカロリーが抑えられ、高カロリーと言われている「塩パン」も罪悪感なく食べれます(笑)
おまけに、おからには食物繊維がたっぷり入っているので体にもやさしい!
でも、気になるのが“食感”ですよね。
おからを加えたことでポソポソとした食感になるのでは? と思ってしまいそうですが、大丈夫です!
一般的なパン生地と変わりのない食感に仕上がっています。
ただし、おからをこれ以上加えると人によってはポソポソとした食感が感じられてしまうので、基本「強力粉の半分量以上はおからを加えない」ということを覚えておいてください。
バターはスティックに切る!
〈手順4〉でバターを生地に巻いていきますが、スティック状に切ることで、焼きあがた時に中にきれいな空間ができます。
バターが置いてあった部分が焼いていくうちに溶けていき、その部分が空洞にのが塩パンの特徴のひとつ。
バターをスティック状にしておくことで塩パンの特徴である中は空っぽに仕上がります。
バターを包む生地は二等辺三角形に伸ばす!
塩パンの包み方はクロワッサンやバターロールのようにクルクル巻いた形状です。
この2つとの違いは中にスティック状のバターを包んで焼くことです。
この形状の特徴をきれいに作り出すのが”二等辺三角形”です。
正三角形では巻きが少なく、焼いていくうちに生地が膨らんだ時に巻きが緩んできてしまうので、ある程度の巻きができる”二等辺三角形”がベストです!
バターをひと巻きしたら一度生地を押して閉じ込める
塩パンの美味しさの醍醐味のひとつ、溶けだしたバターが焼きあがって冷めた時に底へ固まった時にできるカリカリ。
もちろん、生地を押してバターを閉じ込めるのは焼いている時にバターがすぐ溶けだしてこないようにふたをすることなのですが、完全に溶けたバターを閉じ込めるのは難しいです。
難しいですが、閉じ込めることで流れ出てくるのを遅らせることができます。
でも、溶けて固まってカリカリになったバターは他では味わえない格別の美味しさですよ。
焼く前にオリーブオイルで焼き上がりがカリッ!
パンを焼く時によく使われるのが「卵黄」ですが、塩パンでは卵黄の代わりに「オリーブオイル(もしくはサラダ油)」を使います。
卵黄を使う理由は焼いている時の乾燥防止とツヤ出しですが、オリーブオイルを使うとツヤは出ませんが乾燥防止と焼き上がりの生地をカリッとしてくれます。
焼く前に岩塩を散らしますが、岩塩がこぼれ落ちることもありません。
生地におからを加えるだけでバターたっぷりなのにヘルシーパンになるなんて嬉しいですよね。
でも、やはり普通の粉ものパンが食べたい!!
というあなたのために材料をご紹介です。
薄力粉:50g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
有塩バター:60g
岩塩:2g
オリーブオイル:大さじ1/2
強力粉を150g、おからを薄力粉に代えて50gに変更します。この分量で作った場合、
カロリー:227.8kcal(1個分)になります。
おからの偉大さを感じつつ、お好みの生地でどうぞ!
塩パン作りで覚えていていただきたいのが「高温で焼く」ことです。
一気に生地が膨らみ、生地がやわらかく膨らむからです。
おからを加えた生地でも、そうでなくても、高温で短時間で焼きます。
長く焼くとその分、熱に当たっている時間が長くなるので生地が硬くなってしまうので気をつけてくださいね。
外はカリッと、中はふんわりした生地に濃厚なバターの風味と香り、そして程よい塩っ気が特徴の「塩パン」です。
冷めた生地にバターが底に固まってカリッとなったところは特に美味しいですよね。
でも、バターをたっぷり使っているのでやはり気になるのがカロリーではありませんか?
確かに、今回ご紹介するレシピではバター(有塩バター)だけでも70gを使用しているので、数字だけみると思わずゾッとしてしまうので、パン1個のカロリーで考えると高いイメージがあります。
ただ、作り方をほんの少し工夫するだけでカロリーを抑えることはできます。
せっかく美味しいパンが自宅で簡単にできるのですから、作ってみたくなりますよね!
そして、今回のレシピではパン生地発酵は1回のみです。
通常のパンでは2回が定番ですが、1回発酵でも十分ふっくらと仕上がります。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは5つ!
- 強力粉とおからの割合で食感とカロリーに違いが出る
- バターはスティックに切る!
- バターを包む生地は二等辺三角形に伸ばす!
- バターをひと巻きしたら一度生地を押して閉じ込める
- 焼く前にオリーブオイルで焼き上がりがカリッ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
なお、当ブログで生地を焼成する機器はオーブントースターを使用しています。
そうなんです、オーブントースターでパンが焼けるんです!
カリカリバターが美味しい!おから入り塩パンの作り方
準備時間:70分調理時間:25分
カロリー:204.5kcal(1個分)
材料:6個分
強力粉:140g生おから:60g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
有塩バター:60g
岩塩:2g
オリーブオイル:大さじ1/2
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作り方
手順
1
パン生地の詳しい作り方は「手作りパン生地レシピ|冷凍保存方法・期間・解凍を伝授!【保存版】」を参考にしてください。分量などの違いは少しありますが、作り方は同じなので作業工程を写真付きでご紹介しています。
強力粉:140g
生おから:60g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
生おから:60g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
手順
2
生地を発酵している間に生地に包むバターを10gずつ長方形(拍子型)に切り分け、厚みが出るように半分に切ったら重ねます。
有塩バター:60g
ラップに包み、冷蔵庫で冷やしておきます。
手順
3
1時間程度して生地が発酵して膨らんだらガス抜きをし、平らな作業台の上に打ち粉(強力粉)をして丸形に成形し、6等分に切り分けます。
手順
4
生地のひとつを打ち粉の上にのせ、麺棒で外側に伸ばします。手前に〈手順2〉で冷やしておいたバター1個をのせます。
手前の生地をバターにかぶせるようにひと巻きしたら生地を指で押さえ(特にフチの辺り)、クルクル巻いていきます。
手順
5
巻き終わったらクッキングシートを敷いた天板にのせ、オリーブオイルを刷毛でたっぷり塗ります。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
岩塩を表面に散らします。(オリーブオイルを塗った表面に散らします)
手順
6
オーブントースターで985Wで8分焼き、焦げてくるようであれば650Wにして7分焼きます。
手順
7
焼けたら天板のまま取り出し、常温で粗熱をとります。「カリカリバターが美味しい!おから入り塩パン」を作る5つのポイント
- 強力粉とおからの割合で食感とカロリーに違いが出る
- バターはスティックに切る!
- バターを包む生地は二等辺三角形に伸ばす!
- バターをひと巻きしたら一度生地を押して閉じ込める
- 焼く前にオリーブオイルで焼き上がりがカリッ!
では、くわしく解説していきます
強力粉とおからの割合で食感とカロリーに違いが出る
おからを生地に加えたことでグッとカロリーが抑えられ、高カロリーと言われている「塩パン」も罪悪感なく食べれます(笑)
おまけに、おからには食物繊維がたっぷり入っているので体にもやさしい!
でも、気になるのが“食感”ですよね。
おからを加えたことでポソポソとした食感になるのでは? と思ってしまいそうですが、大丈夫です!
一般的なパン生地と変わりのない食感に仕上がっています。
ただし、おからをこれ以上加えると人によってはポソポソとした食感が感じられてしまうので、基本「強力粉の半分量以上はおからを加えない」ということを覚えておいてください。
バターはスティックに切る!
〈手順4〉でバターを生地に巻いていきますが、スティック状に切ることで、焼きあがた時に中にきれいな空間ができます。
バターが置いてあった部分が焼いていくうちに溶けていき、その部分が空洞にのが塩パンの特徴のひとつ。
バターをスティック状にしておくことで塩パンの特徴である中は空っぽに仕上がります。
バターを包む生地は二等辺三角形に伸ばす!
塩パンの包み方はクロワッサンやバターロールのようにクルクル巻いた形状です。
この2つとの違いは中にスティック状のバターを包んで焼くことです。
この形状の特徴をきれいに作り出すのが”二等辺三角形”です。
正三角形では巻きが少なく、焼いていくうちに生地が膨らんだ時に巻きが緩んできてしまうので、ある程度の巻きができる”二等辺三角形”がベストです!
バターをひと巻きしたら一度生地を押して閉じ込める
塩パンの美味しさの醍醐味のひとつ、溶けだしたバターが焼きあがって冷めた時に底へ固まった時にできるカリカリ。
もちろん、生地を押してバターを閉じ込めるのは焼いている時にバターがすぐ溶けだしてこないようにふたをすることなのですが、完全に溶けたバターを閉じ込めるのは難しいです。
難しいですが、閉じ込めることで流れ出てくるのを遅らせることができます。
でも、溶けて固まってカリカリになったバターは他では味わえない格別の美味しさですよ。
【補足】
バターが溶けだした天板は正直、お掃除がかなり大変です!
そのため、天板に敷くクッキングペーパーは四辺を少し長めにして壁を作るようにして使うと、溶けたバターが天板に流れ出ることがないので後片付けが楽です。
バターが溶けだした天板は正直、お掃除がかなり大変です!
そのため、天板に敷くクッキングペーパーは四辺を少し長めにして壁を作るようにして使うと、溶けたバターが天板に流れ出ることがないので後片付けが楽です。
焼く前にオリーブオイルで焼き上がりがカリッ!
パンを焼く時によく使われるのが「卵黄」ですが、塩パンでは卵黄の代わりに「オリーブオイル(もしくはサラダ油)」を使います。
卵黄を使う理由は焼いている時の乾燥防止とツヤ出しですが、オリーブオイルを使うとツヤは出ませんが乾燥防止と焼き上がりの生地をカリッとしてくれます。
焼く前に岩塩を散らしますが、岩塩がこぼれ落ちることもありません。
銀木のひとりごと!
生地におからを加えるだけでバターたっぷりなのにヘルシーパンになるなんて嬉しいですよね。
でも、やはり普通の粉ものパンが食べたい!!
というあなたのために材料をご紹介です。
材料:6個分
強力粉:150g薄力粉:50g
ドライイースト:5g
砂糖:5g
塩:3g
有塩バター:10g
牛乳:140㏄
有塩バター:60g
岩塩:2g
オリーブオイル:大さじ1/2
カロリー:227.8kcal(1個分)になります。
おからの偉大さを感じつつ、お好みの生地でどうぞ!
塩パン作りで覚えていていただきたいのが「高温で焼く」ことです。
一気に生地が膨らみ、生地がやわらかく膨らむからです。
おからを加えた生地でも、そうでなくても、高温で短時間で焼きます。
長く焼くとその分、熱に当たっている時間が長くなるので生地が硬くなってしまうので気をつけてくださいね。
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