黒色部分は「ブラックココア」を使い、緑色部分は「抹茶」を生地に混ぜて作る、単調な模様の市松模様なのにちょっと目を引くクッキーにひと工夫した仕上がりにします。
市松模様のクッキーといえば、2色を2段で交互に合わせたものが一般的ですが、今回は2色で4段にした、ちょっと手が込んでいるように見える(でも実は簡単に作れる!)仕上がりにしています。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは5つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
クッキーを焼く機器はオーブントースターを使います!
準備時間:10分
調理時間:40分
※ただし、冷蔵での生地冷やし時間は除く
カロリー:73.3kcal(1枚分)
グラニュー糖:80g
卵黄:1個分
卵白:1個分
【ブラックココア生地】
薄力粉:85g
ブラックココア:10g
ココアパウダー:5g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
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卵は卵黄と卵白に分け、それぞれボウルに分けて卵白はラップをかぶせ、冷蔵庫に入れておきます。
【ブラックココア生地】と【抹茶生地】 の材料をそれぞれ振るいにかけて各ボウルに分けておきます。
続いて溶き卵黄を加え、さらに混ぜ合わせます。混ざったら半量ずつに計量しておきます。
続いて手でこね、しっとりとしてツヤのある生地になったらひと塊にします。
大きめに切ったラップの上に生地を移し、4㎝角の長方形にして形を整え、ラップで包んだら冷蔵庫で1時間冷やします。
同様に【抹茶生地】に〈手順2〉の残りを加え、ゴムベラで混ぜ合わせた後、ポロポロになるまで混ぜ合わせたら手でこねます。
こちらも大きめに切ったラップの上に生地を移し、4㎝角の長方形にして形を整え、ラップで包み冷蔵庫で1時間冷やします。
※生地を冷蔵庫から出した時に卵白も冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
切り分けたそれぞれの生地が交互になるように重ねてみます。
うまく重ねられるようであれば、生地同士がくっつく面に卵白を刷毛で塗り、糊代わりにして改めて貼り付け、(先ほど切り落とした)短辺の断面が揃うようにします。
最後に上から軽く指で圧力をかけて接着させ、ラップに包んで冷蔵庫で30分冷やします。
そして、真ん中の生地をもう一つの生地と入れ替えます。
再び生地がくっつく面に卵白を刷毛で塗り、ラップに包んで冷凍庫で15分冷やします。(冷蔵庫で冷やす場合は30分程度。)
この時点で、断面は市松模様になっているので、冷凍庫に入れる前に形が崩れていないか確認してバランスをとりながら形を整えてから冷やしてください。
どうしても切り分けていくうちに形が崩れることがあるので、焼成前に形を整えます。
オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、間隔を空けて生地を並べます。
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切れ端の生地は形が歪んでいるので、市松模様として使わずに切り落とした生地同士を練り混ぜて好みの形に成形すればマーブルクッキーに!
今回は麺棒で伸ばして型抜きクッキーにしましたよ。
焼けたらいじらず、そのままトースターから天板ごと取り出して置き、粗熱をとって冷まします。
バターはクリーム状にしてから使う!
バターをクリーム状にする理由は、
”作業しやすくする”という点では、材料を混ぜていく段階でバターの固形が残っているとダマになったり、うまく混ざりません。
”クリーム状に”したことで、加熱時にバターが溶けて冷めた時にもバターがあった場所に空間(空気)が残りません。
逆にバターの固形が残った状態で加熱すると中途半端に生地内に空間(空気)が残ってしまうので、仕上がり時の生地がボコボコになります。
そして、クリーム状にすることで”生地の質”が平らになり、キメの整った仕上がりのキレイな生地になります。
くれぐれもバターが硬いからといって、電子レンジ加熱して”溶かしバター”を使わないでくださいね。
生地同士をくっつけるアイテムは「卵白」
市松模様のクッキーでは色の異なる生地をくっつけて切り分けるのですが、生地同士をすき間なくキレイにくっつけるアイテムが「卵白」です。
加熱すると生地同士をくっつけ、冷めると透明になってしっかり固定してくれるので「卵白」を使うことで生地がはがれることなく仕上がりますよ。
生地作りは作業と冷蔵の繰り返し
作業工程をご覧いただけると分かりますが、生地作りでは冷蔵と作業の繰り返しになります。
ずっと作業を続けていると、手の温度などで生地に練り込んでいるバターが溶けだしてきてしまうので、時間はかかりますがひとつの作業ごとに冷蔵庫で冷やすことが大切です。
ちなみに、〈手順5〉まで時間がある時に作って冷凍保存して、焼成する前の晩に冷蔵庫に移しておくといつでも好きな時に焼けるので助かります。
市松模様クッキーは幅と厚みが均一になるように!
仕上がりを大きく左右する、見た目にも大切なポイントです。
幅と厚みを均一にすることで、四角い市松模様がキレイに表現できます。
グラニュー糖を使うと同じ材料なのにパッとオシャレ度アップ!
〈手順6〉で切り分けた後、グラニュー糖をふちにまぶして焼くだけで同じ材料を使っているのにちょっと見た目もオシャレな仕上がりに!
意外とグラニュー糖は焼いている時に溶けずに生地についたまま残るのでお試しを!!
黒と緑の市松模様っといえば、ピンッ!とくる方もいらっしゃるかと思います。(苦笑)
そう、某少年雑誌で連載されていた主人公の羽織!
学生時代ほど漫画を読まなくなりましたが、この漫画はグイグイ引き込まれる面白さのある内容で、ついつい引き込まれたひとりがここに(笑)。
話し出すとと止まらなくなるのでここでは細かく書きませんが。
漫画の詳細については省きます。
登場人物の羽織の模様が日本の伝統模様ということで、市松模様ならクッキーにしてみたら面白そうだなっと思ったのが作った理由です。
緑色部分は抹茶で作れると分かりましたが、黒色って悩みました。
できる限り食紅は使いたくなかったので、体にやさしい食材選びで「ブラックココア」を選択!
ただし、「ブラックココア」だけを使うと、風味がイマイチでして。苦みが強いので、「ココアパウダー」を加えて使います。
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「ココアパウダー」を使うことで風味が良くなり、食べやすい味になりますよ。
アイスボックスクッキーを作る時、バター+糖類の合計と粉類の分量がほぼ同じです。
今回作成する「市松模様クッキー」の場合、2種類の生地(黒と緑)を作るので、用意する分量を気を付けてくださいね。
※2020年3月14日追記※
バターに砂糖と卵黄を混ぜると計200g近くの重量になるので、それを半分に割った量をそれぞれの粉類に分けるので、結果的に「バター+糖類の合計:粉=1:1」となります。あまり細かくこだわらず、目安としてお考えくださいね。
〈手順2参照〉
今回作成する「市松模様クッキー」の場合、2種類の生地(黒と緑)を作るので、用意する分量を気を付けてくださいね。
※2020年3月14日追記※
バターに砂糖と卵黄を混ぜると計200g近くの重量になるので、それを半分に割った量をそれぞれの粉類に分けるので、結果的に「バター+糖類の合計:粉=1:1」となります。あまり細かくこだわらず、目安としてお考えくださいね。
〈手順2参照〉
市松模様のクッキーといえば、2色を2段で交互に合わせたものが一般的ですが、今回は2色で4段にした、ちょっと手が込んでいるように見える(でも実は簡単に作れる!)仕上がりにしています。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは5つ!
- バターはクリーム状にしてから使う!
- 生地同士をくっつけるアイテムは「卵白」
- 生地作りは作業と冷蔵の繰り返し
- 市松模様クッキーは幅と厚みが均一になるように!
- グラニュー糖を使うと同じ材料なのにパッとオシャレ度アップ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
クッキーを焼く機器はオーブントースターを使います!
黒×茶の市松模様柄アイスボックスクッキー
準備時間:10分
調理時間:40分
※ただし、冷蔵での生地冷やし時間は除く
カロリー:73.3kcal(1枚分)
材料:25枚分
無塩バター:100gグラニュー糖:80g
卵黄:1個分
卵白:1個分
【ブラックココア生地】
薄力粉:85g
ブラックココア:10g
ココアパウダー:5g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
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作り方
手順
1
バターを使う1時間くらい前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておきます。卵は卵黄と卵白に分け、それぞれボウルに分けて卵白はラップをかぶせ、冷蔵庫に入れておきます。
無塩バター:100g
卵黄:1個分
卵白:1個分
卵黄:1個分
卵白:1個分
【ブラックココア生地】と【抹茶生地】 の材料をそれぞれ振るいにかけて各ボウルに分けておきます。
【ブラックココア生地】
薄力粉:85g
ブラックココア:10g
ココアパウダー:5g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
薄力粉:85g
ブラックココア:10g
ココアパウダー:5g
【抹茶生地】
薄力粉:90g
抹茶:10g
手順
2
バターをハンドミキサーで白っぽくクリーム状になるまで混ぜ合わせたら砂糖を加え、混ぜ合わせます。続いて溶き卵黄を加え、さらに混ぜ合わせます。混ざったら半量ずつに計量しておきます。
今回は、総量193gあったので、96.5gずつに分けました。
手順
3
【ブラックココア生地】に〈手順2〉で作った半量を加え、はじめはゴムベラで粉っぽさがなくなりポロポロになるまで混ぜ合わせます。続いて手でこね、しっとりとしてツヤのある生地になったらひと塊にします。
大きめに切ったラップの上に生地を移し、4㎝角の長方形にして形を整え、ラップで包んだら冷蔵庫で1時間冷やします。
同様に【抹茶生地】に〈手順2〉の残りを加え、ゴムベラで混ぜ合わせた後、ポロポロになるまで混ぜ合わせたら手でこねます。
こちらも大きめに切ったラップの上に生地を移し、4㎝角の長方形にして形を整え、ラップで包み冷蔵庫で1時間冷やします。
手順
4
冷やしておいた生地をそれぞれ包丁で縦1㎝幅に切り分けます。短辺(4㎝角の面)のどちらか一方の面をまっすぐ垂直に断面が揃うように切り落とします。※生地を冷蔵庫から出した時に卵白も冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
切り分けたそれぞれの生地が交互になるように重ねてみます。
うまく重ねられるようであれば、生地同士がくっつく面に卵白を刷毛で塗り、糊代わりにして改めて貼り付け、(先ほど切り落とした)短辺の断面が揃うようにします。
最後に上から軽く指で圧力をかけて接着させ、ラップに包んで冷蔵庫で30分冷やします。
手順
5
冷やして固まった生地を再び縦に1㎝幅の三等分に切り分けます。そして、真ん中の生地をもう一つの生地と入れ替えます。
再び生地がくっつく面に卵白を刷毛で塗り、ラップに包んで冷凍庫で15分冷やします。(冷蔵庫で冷やす場合は30分程度。)
この時点で、断面は市松模様になっているので、冷凍庫に入れる前に形が崩れていないか確認してバランスをとりながら形を整えてから冷やしてください。
手順
6
冷えて固まったら、再び短辺(4㎝角の面)を垂直に切り落としてから、生地を約5㎜幅に包丁で切り分けます。どうしても切り分けていくうちに形が崩れることがあるので、焼成前に形を整えます。
オーブントースターの天板にクッキングシートを敷き、間隔を空けて生地を並べます。
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ココに注目!\
切れ端の生地は形が歪んでいるので、市松模様として使わずに切り落とした生地同士を練り混ぜて好みの形に成形すればマーブルクッキーに!
今回は麺棒で伸ばして型抜きクッキーにしましたよ。
手順
7
オーブントースターに生地をのせた天板を入れ、650Wで12分焼きます。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
焼けたらいじらず、そのままトースターから天板ごと取り出して置き、粗熱をとって冷まします。
「黒×茶の市松模様柄アイスボックスクッキー」を作る5つのポイント
- バターはクリーム状にしてから使う!
- 生地同士をくっつけるアイテムは「卵白」
- 生地作りは作業と冷蔵の繰り返し
- 市松模様クッキーは幅と厚みが均一になるように!
- グラニュー糖を使うと同じ材料なのにパッとオシャレ度アップ!
では、くわしく解説していきます
バターはクリーム状にしてから使う!
バターをクリーム状にする理由は、
- 作業しやすくする
- クリーム状にすることで加熱した時に生地に空間が残らない
- 生地の質が整う
”作業しやすくする”という点では、材料を混ぜていく段階でバターの固形が残っているとダマになったり、うまく混ざりません。
”クリーム状に”したことで、加熱時にバターが溶けて冷めた時にもバターがあった場所に空間(空気)が残りません。
逆にバターの固形が残った状態で加熱すると中途半端に生地内に空間(空気)が残ってしまうので、仕上がり時の生地がボコボコになります。
そして、クリーム状にすることで”生地の質”が平らになり、キメの整った仕上がりのキレイな生地になります。
くれぐれもバターが硬いからといって、電子レンジ加熱して”溶かしバター”を使わないでくださいね。
生地同士をくっつけるアイテムは「卵白」
市松模様のクッキーでは色の異なる生地をくっつけて切り分けるのですが、生地同士をすき間なくキレイにくっつけるアイテムが「卵白」です。
加熱すると生地同士をくっつけ、冷めると透明になってしっかり固定してくれるので「卵白」を使うことで生地がはがれることなく仕上がりますよ。
生地作りは作業と冷蔵の繰り返し
作業工程をご覧いただけると分かりますが、生地作りでは冷蔵と作業の繰り返しになります。
ずっと作業を続けていると、手の温度などで生地に練り込んでいるバターが溶けだしてきてしまうので、時間はかかりますがひとつの作業ごとに冷蔵庫で冷やすことが大切です。
ちなみに、〈手順5〉まで時間がある時に作って冷凍保存して、焼成する前の晩に冷蔵庫に移しておくといつでも好きな時に焼けるので助かります。
市松模様クッキーは幅と厚みが均一になるように!
仕上がりを大きく左右する、見た目にも大切なポイントです。
幅と厚みを均一にすることで、四角い市松模様がキレイに表現できます。
グラニュー糖を使うと同じ材料なのにパッとオシャレ度アップ!
〈手順6〉で切り分けた後、グラニュー糖をふちにまぶして焼くだけで同じ材料を使っているのにちょっと見た目もオシャレな仕上がりに!
意外とグラニュー糖は焼いている時に溶けずに生地についたまま残るのでお試しを!!
銀木のひとりごと!
黒と緑の市松模様っといえば、ピンッ!とくる方もいらっしゃるかと思います。(苦笑)
そう、某少年雑誌で連載されていた主人公の羽織!
学生時代ほど漫画を読まなくなりましたが、この漫画はグイグイ引き込まれる面白さのある内容で、ついつい引き込まれたひとりがここに(笑)。
話し出すとと止まらなくなるのでここでは細かく書きませんが。
漫画の詳細については省きます。
登場人物の羽織の模様が日本の伝統模様ということで、市松模様ならクッキーにしてみたら面白そうだなっと思ったのが作った理由です。
緑色部分は抹茶で作れると分かりましたが、黒色って悩みました。
できる限り食紅は使いたくなかったので、体にやさしい食材選びで「ブラックココア」を選択!
ただし、「ブラックココア」だけを使うと、風味がイマイチでして。苦みが強いので、「ココアパウダー」を加えて使います。
る
「ココアパウダー」を使うことで風味が良くなり、食べやすい味になりますよ。
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