最近はスーパーで1年中手に入る「あさり」の砂抜き方法(塩抜き)をご紹介します。
もちろん、潮干狩りで採ってきた「あさり」も同じ方法で砂抜き(塩抜き)をしてください。
砂抜きの大前提ですが、水洗いはしないでそのまま塩水へ浸すことを忘れないでください。
余程汚れが多い場合を除いて、基本的に砂抜き前の水洗いはしません。
また、スーパーなどで購入したあさりに"砂抜き済み"と書かれてあっても、念のため、自宅で砂抜きをすることをお忘れなく!
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
また、あさりの砂抜きのスーパー裏技について記事後半でご紹介しています。
2時間も待てない!というお急ぎの時に大活躍する時短砂抜き方法なので、お急ぎの方はそちらを参考にしてください。
準備時間:3分
調理(砂抜き)時間:120分
水:200㏄
塩:小さじ1(7g)
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あさりが入る容器(タッパー等)に購入してきたあさり(水洗いはしていません)を入れ、塩水をゆっくりあさりの頭が少し出るくらいまで注ぎます。
容器に蓋、もしくはふんわり新聞紙をかぶせ、夏場なら野菜室へ、涼しい季節なら常温で2時間置おきます。(暗くて涼しい場所を作る)
2時間経ったら水道水であさりをこすりながら洗い、砂抜きの完成です。
実は、「あさりは冷凍保存ができるんです」。
冷凍保存する方法は、砂抜きしたあさりを保存用袋に水けをきって平らに重ならないように入れて冷凍庫へ!これだけです。
使うときには凍ったまま煮込み料理でも、炒め物でも入れれば大丈夫です。蓋をして数分火を通せば、あさりの貝が開き、おいしい旨味が出てきますよ。
塩水はあさりの生息する海水の濃度(約3%程度)にする
あさりが海で生息している海水の濃度は約3%と言われ、同じくらいの濃度の塩水を作るには水200㏄に対して塩7gが目安となります。
この濃度の分量はあさり300gに対しての水の量となります。
あさりには塩水をたっぷり注がない!
ついついたっぷりの塩水をあさりに注いでヒタヒタの状態にしまうところですが、あさりの頭が少し空気に触れるくらいの量の方がよく砂を出してくれます。
あさりがたっぷりの塩水に長時間使ったままだと酸欠状態になるので、砂出しした時に酸素も取り込めるよう、たっぷりと塩水は注ぎません。
砂抜き中はあさりに錯覚させる環境を作る!
砂抜き中、明るい場所に置いておくと、あさりはあまり砂抜きをしないことがあります。その代わり、やや暗い場所に置いておくと砂をよく出してくれます。
暗い場所におくことで、あさりに"砂の中にいる状態に錯覚させる"ことで、海にいた時のように砂出しを繰り返すようにします。
砂抜き後に水洗いをする
砂抜き前には水洗いをしないことが大前提と書きました。
これは、あさりにストレスを与えてしまうと、砂抜きをうまくしてくれないことがあるからです。
そのため、砂抜き前には水洗いはしません。
その代わり、十分に砂抜きした後は貝に付着している汚れなども洗い流してあげるよう、
やさしくこすり合わせて洗います。
子供のころ、スーパーで購入してきたあさりを自宅で砂抜きをしているのを見ていた時、ピュッとあさりから水と一緒に細かな砂が出ている様子が楽しくて何分も眺めていたのをいまでも覚えています。
子供心にあさりの砂抜きって面白く感じていたのでしょうね(笑)
貝の中からゆっくり出水管が出て、一気に水と砂が出てくるのはほんの数秒の行動なので見逃したときは少し残念な気持ちになったものです。
そんなあさりの砂抜きですが、実は、スーパー裏技があるのをご存じでしょうか?
当記事では2時間程度塩水に浸けて行う方法をご紹介していますが、そんなに待てない!という時もありますよね?
【あさりの砂抜き(塩抜き)を超短時間で済ませるスーパー裏技】
あさりをバットなどに重ならないように入れ、45度~50度くらいのお湯をあさりの貝が少しお湯から出るくらいまで注ぎ、5分~8分程度そのまま置くだけ!
これだけであさりは砂を吐き出してくれます。
それなら、はじめからこちらを紹介すればよいではないか!っと思われますよね。
お湯を使う場合は、塩水のようにゆっくり時間をかけてあさりが砂出しをするわけではなく、短時間で砂を出すようにしているため、あくまでお急ぎ版としてご紹介したかったのです。
基本は海水と同じ塩水に浸して2時間程度ゆっくり砂を出す方法があさりにとってもストレスなくできるので、おすすめです。
もちろん、潮干狩りで採ってきた「あさり」も同じ方法で砂抜き(塩抜き)をしてください。
砂抜きの大前提ですが、水洗いはしないでそのまま塩水へ浸すことを忘れないでください。
余程汚れが多い場合を除いて、基本的に砂抜き前の水洗いはしません。
また、スーパーなどで購入したあさりに"砂抜き済み"と書かれてあっても、念のため、自宅で砂抜きをすることをお忘れなく!
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- 塩水はあさりの生息する海水の濃度(約3%程度)にする
- あさりには塩水をたっぷり注がない!
- 砂抜き中はあさりに錯覚させる環境を作る!
- 砂抜き後に水洗いをする
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
また、あさりの砂抜きのスーパー裏技について記事後半でご紹介しています。
2時間も待てない!というお急ぎの時に大活躍する時短砂抜き方法なので、お急ぎの方はそちらを参考にしてください。
今回ご紹介する表記で「砂抜き」と「塩抜き」とありますが、「塩抜き」は海水などのゴミや汚れを取り除く「塩抜き」のことをさします。
そのため、塩水を使う方法として完全な塩抜きではなく、あくまであさりの中に溜まった海水のゴミや汚れを取り除くという意味となります。
ただし、塩水で取り除く方法でも余程敏感な味覚のかたでなければ、ほとんど塩っけを感じることはありません。
そのため、塩水を使う方法として完全な塩抜きではなく、あくまであさりの中に溜まった海水のゴミや汚れを取り除くという意味となります。
ただし、塩水で取り除く方法でも余程敏感な味覚のかたでなければ、ほとんど塩っけを感じることはありません。
あさりの砂抜き(塩抜き)方法
準備時間:3分
調理(砂抜き)時間:120分
材料:300g分
あさり:300g水:200㏄
塩:小さじ1(7g)
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作り方
手順
1
計量カップに水と塩を入れ、塩がしっかり溶けるまで混ぜ合わせます。あさりが入る容器(タッパー等)に購入してきたあさり(水洗いはしていません)を入れ、塩水をゆっくりあさりの頭が少し出るくらいまで注ぎます。
容器に蓋、もしくはふんわり新聞紙をかぶせ、夏場なら野菜室へ、涼しい季節なら常温で2時間置おきます。(暗くて涼しい場所を作る)
2時間経ったら水道水であさりをこすりながら洗い、砂抜きの完成です。
あさりの冷凍保存方法
潮干狩りなどでたくさんあさりが手に入っても一度に使い切るのはかなり大変ですよね。毎日少しずつ使っても、あさりの鮮度が落ちてしまうので困りもの。実は、「あさりは冷凍保存ができるんです」。
冷凍保存する方法は、砂抜きしたあさりを保存用袋に水けをきって平らに重ならないように入れて冷凍庫へ!これだけです。
使うときには凍ったまま煮込み料理でも、炒め物でも入れれば大丈夫です。蓋をして数分火を通せば、あさりの貝が開き、おいしい旨味が出てきますよ。
「あさりの砂抜き方法」を作る4つのポイント
- 塩水はあさりの生息する海水の濃度(約3%程度)にする
- あさりには塩水をたっぷり注がない!
- 砂抜き中はあさりに錯覚させる環境を作る!
- 砂抜き後に水洗いをする
では、くわしく解説していきます
塩水はあさりの生息する海水の濃度(約3%程度)にする
あさりが海で生息している海水の濃度は約3%と言われ、同じくらいの濃度の塩水を作るには水200㏄に対して塩7gが目安となります。
この濃度の分量はあさり300gに対しての水の量となります。
あさりには塩水をたっぷり注がない!
ついついたっぷりの塩水をあさりに注いでヒタヒタの状態にしまうところですが、あさりの頭が少し空気に触れるくらいの量の方がよく砂を出してくれます。
あさりがたっぷりの塩水に長時間使ったままだと酸欠状態になるので、砂出しした時に酸素も取り込めるよう、たっぷりと塩水は注ぎません。
砂抜き中はあさりに錯覚させる環境を作る!
砂抜き中、明るい場所に置いておくと、あさりはあまり砂抜きをしないことがあります。その代わり、やや暗い場所に置いておくと砂をよく出してくれます。
暗い場所におくことで、あさりに"砂の中にいる状態に錯覚させる"ことで、海にいた時のように砂出しを繰り返すようにします。
砂抜き後に水洗いをする
砂抜き前には水洗いをしないことが大前提と書きました。
これは、あさりにストレスを与えてしまうと、砂抜きをうまくしてくれないことがあるからです。
そのため、砂抜き前には水洗いはしません。
その代わり、十分に砂抜きした後は貝に付着している汚れなども洗い流してあげるよう、
やさしくこすり合わせて洗います。
銀木のひとりごと!
子供のころ、スーパーで購入してきたあさりを自宅で砂抜きをしているのを見ていた時、ピュッとあさりから水と一緒に細かな砂が出ている様子が楽しくて何分も眺めていたのをいまでも覚えています。
子供心にあさりの砂抜きって面白く感じていたのでしょうね(笑)
貝の中からゆっくり出水管が出て、一気に水と砂が出てくるのはほんの数秒の行動なので見逃したときは少し残念な気持ちになったものです。
そんなあさりの砂抜きですが、実は、スーパー裏技があるのをご存じでしょうか?
当記事では2時間程度塩水に浸けて行う方法をご紹介していますが、そんなに待てない!という時もありますよね?
【あさりの砂抜き(塩抜き)を超短時間で済ませるスーパー裏技】
あさりをバットなどに重ならないように入れ、45度~50度くらいのお湯をあさりの貝が少しお湯から出るくらいまで注ぎ、5分~8分程度そのまま置くだけ!
これだけであさりは砂を吐き出してくれます。
それなら、はじめからこちらを紹介すればよいではないか!っと思われますよね。
お湯を使う場合は、塩水のようにゆっくり時間をかけてあさりが砂出しをするわけではなく、短時間で砂を出すようにしているため、あくまでお急ぎ版としてご紹介したかったのです。
基本は海水と同じ塩水に浸して2時間程度ゆっくり砂を出す方法があさりにとってもストレスなくできるので、おすすめです。
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