寒くなってくると旬を迎える「ゆず」を使ったパウンドケーキの作り方をご紹介します。
ゆずのパウンドケーキを作る時に便利なのが「ゆずジャム」ですが、今回ご紹介するレシピで使うものにはゆずジャムは使わず、生のゆずをそのままたっぷり使います。
そのため、ゆずの風味が一層際立って美味しさが引き出されます。
パウンドケーキを作るための生地はホットケーキミックスを使うことで、細かな配合の
計量が不要なため、かなり便利です。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
また、今回のレシピで焼成する機器はオーブントースターを使用しています。
準備時間:5分
調理時間:30分
カロリー:162kcal(ひと切れ分)
ゆず:250g(4個)
【生地材料】
食塩不使用バター:100g
砂糖:90g
卵:2個
ホットケーキミックス:200g
柚子果汁:大さじ3
ブランデー:小さじ1
今回使用のパウンド型は小さめサイズのパウンド型(縦8.6×横18×高さ6.3cm)です。
詳しくは「オーブントースターで使用したパウンド型」をご覧ください。
バターは大きめのボウルに入れ、常温に戻しておきます。(作業する1時間前くらいに冷蔵庫から出しておく)
卵も冷蔵庫から作業20分くらい前に出して常温にしておく。
皮の内側にある白いワタ等をスプーンを使ってくり抜きます。
皮を千切りに切った後、大きめのみじん切りにザクザク切り、耐熱ボウルに入れて1分電子レンジで加熱し、キッチペーパーの上に広げで余分な水分を取り除きます。
果実は一度ガーゼなどで漉しておきます。
溶き卵を3回に分けて加え、さらに混ぜ込みます。
次第にツヤが出てホイップ状になります。
ゴムベラに持ち替え、ボウルを回しながら底をすくい上げるように混ぜ合わせ、最後にゆずの皮、果汁、ブランデーを加えてざっくり混ぜ合わせます。
そして、5回くらい10cmの高さから型を落とし、生地の中に残っている空気を抜きます。
天板なしのオーブントースターに入れ、985wで7分くらい焼き(表面にうっら焼き色がつき始めたら)、ナイフで一直線に切れ込みを入れます。
生地表面に焼き色が濃くなってきたら焦げ防止用にアルミホイルをふんわりのせ、985wのまま約8分焼きます。(計15分)
焼くときにのせておいたアルミホイルで全体を覆い、そのまま冷まします。
切り分けてどうぞ!一晩おいてからがオススメ!
バターと卵は常温に戻してから使う
意外に思われるかもしれませんが、パウンドケーキを上手に焼き上げる最大のポイント中のポイントが常温に戻したバターと卵を使うことです。
バターを常温に戻して使うことで、ハンドミキサー(もしくは泡だて器)で混ぜた時にクリーム状になります。
バターをクリーム状にしないで小さな塊のある状態のまま焼き上げると、焼いた時にバターがあった場所溶けて空洞ができてしまうためです。
そして、クリーム状のバターにすることで焼いた時の空洞がなくなり、きめが細かな生地に仕上がります。
卵も常温にする理由は、冷蔵庫から出したての卵と、常温のバターとの温度差があるため、混ぜた時に分離してしまう恐れがあるためです。
卵を加えたらツヤが出るまで混ぜる
溶き卵を加えた時〈手順3〉、ある程度混ざったら粉類を加えればいいと思っていませんか?
この"卵を加えた後"の混ぜ合わせ具合で焼きあがった時の生地が均一のものになるかどうかが決まります。
卵黄はすぐに馴染みますが、白身は意外と分離しやすく、ほかの材料と混ざりにくいものです。
少し時間はかかりますが、ツヤが出るまで混ぜ合わせたらきれいに混ざった証拠なので、頑張って混ぜ合わせてくださいね。
ゆずの内側にある白いワタは取り除く
ゆずの内側にある白いワタは、少し苦みがあるためと、腐食しやすい欠点があります。
そのため、スプーンなどを使って白いワタを取り除いてきれいな状態でゆずの皮を利用します。
皮を一度加熱してから使う
今回のレシピでは、ゆずをフレッシュな状態のまま使います。
ゆずジャムを使う場合は一度、ジャムを作る工程で皮にも火を通していますが、今回はそのまま使うため一度殺菌も兼ねて電子レンジ加熱をしてから使います。
あると便利なゆずジャムの作り方は「ゆずジャムのレシピ」を参考にしてください。
ゆずジャムを使う場合は、砂糖がすでに使われているため、今回のパウンドケーキでは砂糖の分量を70gにして、ゆずジャムの分量は300g程度を使います。
ゆずの季節はちょうど冬至の頃からおいしくなります。
ゆず風呂に使うこともありますが、是非食べてみても柚子を楽しみたいものです。
そこで、今回ご紹介したゆずをたっぷり使ったパウンドケーキがおすすめです。
ゆずがたくさんあるのならゆずジャムにしてから使ってもいいのですが、ジャムを作るほど多く手に入らないこともありますよね?
ゆず4個を使えばとても簡単に柑橘らしい爽やかな風味のパウンドケーキが仕上がります。
生の皮を使うので、念のため電子レンジを使って加熱処理をしますが、風味が落ちることはありません。
今回、ゆずの果汁を絞る時に使ったものは 「アルコロック ガラスレモン絞り 75146 FLM-27[関連:ARC フランス ブランド 業務用 おしゃれ 果汁 チューハイ フルーツ絞り器 ジューサー]」です。レモンやゆず、みかん等の果汁を絞るのに大活躍します。
また、パウンドケーキの日持ちを良くするためにブランデーを加えるのもポイントです。アルコールで皮の腐食を予防してくれます。
ゆずのパウンドケーキを作る時に便利なのが「ゆずジャム」ですが、今回ご紹介するレシピで使うものにはゆずジャムは使わず、生のゆずをそのままたっぷり使います。
そのため、ゆずの風味が一層際立って美味しさが引き出されます。
パウンドケーキを作るための生地はホットケーキミックスを使うことで、細かな配合の
計量が不要なため、かなり便利です。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- バターと卵は常温に戻してから使う
- 卵を加えたらツヤが出るまで混ぜる
- ゆずの内側にある白いワタは取り除く
- 皮を一度加熱してから使う
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
また、今回のレシピで焼成する機器はオーブントースターを使用しています。
冬季限定!ゆずのパウンドケーキ
準備時間:5分
調理時間:30分
カロリー:162kcal(ひと切れ分)
材料:12切れ分
ゆず:250g(4個)
【生地材料】
食塩不使用バター:100g
砂糖:90g
卵:2個
ホットケーキミックス:200g
柚子果汁:大さじ3
ブランデー:小さじ1
作り方
手順
1
使用するパウンド型にクッキングシートを敷きます。動かないように、洗濯ばさみを使うと便利です。今回使用のパウンド型は小さめサイズのパウンド型(縦8.6×横18×高さ6.3cm)です。
詳しくは「オーブントースターで使用したパウンド型」をご覧ください。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
バターは大きめのボウルに入れ、常温に戻しておきます。(作業する1時間前くらいに冷蔵庫から出しておく)
卵も冷蔵庫から作業20分くらい前に出して常温にしておく。
食塩不使用バター:100g
卵:2個
卵:2個
手順
2
ゆずを水洗いし、半分に切って果汁を絞ります。皮の内側にある白いワタ等をスプーンを使ってくり抜きます。
皮を千切りに切った後、大きめのみじん切りにザクザク切り、耐熱ボウルに入れて1分電子レンジで加熱し、キッチペーパーの上に広げで余分な水分を取り除きます。
果実は一度ガーゼなどで漉しておきます。
手順
3
バターをハンドミキサー(高速)で白いクリーム状になるまで混ぜ合わせ、砂糖を加え空気を含ませるように泡立てます。
砂糖:90g
溶き卵を3回に分けて加え、さらに混ぜ込みます。
次第にツヤが出てホイップ状になります。
手順
4
ホットケーキミックスを振るいにかけながら〈手順3〉に加えます。
ホットケーキミックス:200g
ゴムベラに持ち替え、ボウルを回しながら底をすくい上げるように混ぜ合わせ、最後にゆずの皮、果汁、ブランデーを加えてざっくり混ぜ合わせます。
ゆず果汁:大さじ3
ブランデー:小さじ1
今回、ゆずの皮は70g使用。
ブランデー:小さじ1
今回、ゆずの皮は70g使用。
手順
5
〈手順1〉で用意しておいた型に生地を7分目くらいまで流し入れ、ゴムベラで表面を平らにします。そして、5回くらい10cmの高さから型を落とし、生地の中に残っている空気を抜きます。
天板なしのオーブントースターに入れ、985wで7分くらい焼き(表面にうっら焼き色がつき始めたら)、ナイフで一直線に切れ込みを入れます。
生地表面に焼き色が濃くなってきたら焦げ防止用にアルミホイルをふんわりのせ、985wのまま約8分焼きます。(計15分)
手順
6
焼けたらつまようじを刺してみて、何も生地がついてこなければ焼き上がりです。焼くときにのせておいたアルミホイルで全体を覆い、そのまま冷まします。
切り分けてどうぞ!一晩おいてからがオススメ!
「冬季限定!ゆずのパウンドケーキ」を作る4つのポイント
- バターと卵は常温に戻してから使う
- 卵を加えたらツヤが出るまで混ぜる
- ゆずの内側にある白いワタは取り除く
- 皮を一度加熱してから使う
では、くわしく解説していきます
バターと卵は常温に戻してから使う
意外に思われるかもしれませんが、パウンドケーキを上手に焼き上げる最大のポイント中のポイントが常温に戻したバターと卵を使うことです。
バターを常温に戻して使うことで、ハンドミキサー(もしくは泡だて器)で混ぜた時にクリーム状になります。
バターをクリーム状にしないで小さな塊のある状態のまま焼き上げると、焼いた時にバターがあった場所溶けて空洞ができてしまうためです。
そして、クリーム状のバターにすることで焼いた時の空洞がなくなり、きめが細かな生地に仕上がります。
卵も常温にする理由は、冷蔵庫から出したての卵と、常温のバターとの温度差があるため、混ぜた時に分離してしまう恐れがあるためです。
卵を加えたらツヤが出るまで混ぜる
溶き卵を加えた時〈手順3〉、ある程度混ざったら粉類を加えればいいと思っていませんか?
この"卵を加えた後"の混ぜ合わせ具合で焼きあがった時の生地が均一のものになるかどうかが決まります。
卵黄はすぐに馴染みますが、白身は意外と分離しやすく、ほかの材料と混ざりにくいものです。
少し時間はかかりますが、ツヤが出るまで混ぜ合わせたらきれいに混ざった証拠なので、頑張って混ぜ合わせてくださいね。
ゆずの内側にある白いワタは取り除く
ゆずの内側にある白いワタは、少し苦みがあるためと、腐食しやすい欠点があります。
そのため、スプーンなどを使って白いワタを取り除いてきれいな状態でゆずの皮を利用します。
皮を一度加熱してから使う
今回のレシピでは、ゆずをフレッシュな状態のまま使います。
ゆずジャムを使う場合は一度、ジャムを作る工程で皮にも火を通していますが、今回はそのまま使うため一度殺菌も兼ねて電子レンジ加熱をしてから使います。
あると便利なゆずジャムの作り方は「ゆずジャムのレシピ」を参考にしてください。
ゆずジャムを使う場合は、砂糖がすでに使われているため、今回のパウンドケーキでは砂糖の分量を70gにして、ゆずジャムの分量は300g程度を使います。
銀木のひとりごと!
ゆずの季節はちょうど冬至の頃からおいしくなります。
ゆず風呂に使うこともありますが、是非食べてみても柚子を楽しみたいものです。
そこで、今回ご紹介したゆずをたっぷり使ったパウンドケーキがおすすめです。
ゆずがたくさんあるのならゆずジャムにしてから使ってもいいのですが、ジャムを作るほど多く手に入らないこともありますよね?
ゆず4個を使えばとても簡単に柑橘らしい爽やかな風味のパウンドケーキが仕上がります。
生の皮を使うので、念のため電子レンジを使って加熱処理をしますが、風味が落ちることはありません。
今回、ゆずの果汁を絞る時に使ったものは 「アルコロック ガラスレモン絞り 75146 FLM-27[関連:ARC フランス ブランド 業務用 おしゃれ 果汁 チューハイ フルーツ絞り器 ジューサー]」です。レモンやゆず、みかん等の果汁を絞るのに大活躍します。
また、パウンドケーキの日持ちを良くするためにブランデーを加えるのもポイントです。アルコールで皮の腐食を予防してくれます。
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