日本人の主食である「お米」は現代では炊飯器のスイッチひとつで簡単に炊くことができますよね。
本当に炊飯器は便利な道具です。
そして、日本製の多くの炊飯器内釜には、「白米・玄米・おかゆ」など表示され、注ぐ水の分量を分かりやすい目盛で記載されているので、初めてご飯を炊いた時でも失敗することが少なく美味しくふっくら炊けます。
とはいえ、例えば白米1合を炊く時はその目盛通りに水を注げばいいのですが、炊き込みご飯などを作る時、調味料を加えたりするので「1合の水ってどのくらいだっけ?」って悩む時ありますよね。
水が多ければやわらかくなりすぎ、また少なければお米の芯が残ってしまうこともあります。
この記事では、炊飯器で美味しいお米(白米)を炊く時に分かるように1合~5合までの「重量と容量、そして水の量」について分かりやすく解説していきます。
もち米の炊き方については「中華おこわの炊き込みご飯」を参考にしてください。
また、知っていて損はない「水と和風だしの割合」についても記事後半で触れています。
炊き込みご飯を作る時、和風だしを使うことが多いですよね。和風だしの分量って案外「何となく」で加えていませんか?
ちょっとした知識として覚えておくと迷うことがありませんので、是非お役立てください。
“お米を炊く”といっても、白米が炊きあがるまでの工程は大まかに
普段は何となくの流れでやっている動作であっても、こうやって書き並べるとひとつひとつの工程には美味しくお米を炊くためのコツがあるのです。
お米を計量する道具として、2種類の方法があります。
180㏄(もしくはml)カップなので、1合分であれば、すりきり1杯お米を入れれば計量が終わります。
炊飯器を購入すると付属品として付いてくることが多いのがこのタイプの米計量カップです。おそらく、多くの場合お米を計量する時に使うのが計量カップではないでしょうか。
1合ずつカップに入れれば計量できる手軽さが嬉しいですね。
それぞれを簡単にいうと、「重量は重さ」、「容量は容器に収めた量」。
この容器というのが計量カップのことです。
「米計量カップ」のすりきりが180㏄(ml)の目盛となりますが、普段、調味料や水の計量に使う計量カップでも同じ目盛で使えます。
例えば、200㏄カップで計量するなら180㏄の目盛が1合ということになります。
では、1合から5合までの重量と容量をご紹介します。
重量で量るならデジタルクッキングスケールが便利です。
容量で量るなら計量カップが便利です。
ここでは詳しく書きませんが、ひとつ気を付ける点があります。
水でとぐ時、手のひらで押し付けるように洗わず、指先を使ってかき混ぜるように洗います。力を入れてとぐと、米粒が潰れてしまうので、優しくかき混ぜるようにします。
水でといだら、いよいよ浸水、つまり「水分量」です。
ただ、そうはいってもなかなか一般家庭では細かく使い分けるのも面倒に感じるかと思いますので、一般的に使う「それ以外の時期」の水分量をご紹介します。
水分量の計算方式は、「米の容量×水の量」で出します。
「それ以外の時期」の水の量は「1.2」をお米の容量にかけて出された数字となります。
計量カップなどでは細かな数字が分かりにくいので、大さじを使って増減します。
お米の重量に対して最適な水分量が分かったら、といだお米を炊飯器の内釜に入れ、水を注いで一度軽く内釜を揺らしてお米の表面を平らにします。
平らにすることで炊く時の熱を均等に行き渡らせることができるのでお忘れなく!
炊飯器のスイッチを入れ、炊けるのを待ちます。
お米が炊けたらすぐにしゃもじで底からほぐすように切るようにほぐし、再び蓋をして蒸らします。蒸らし時間は最低15分程度を目安にします。
もちろん、白米を炊くのであればそれで十分です。
ただ、記事冒頭でも触れましたが、炊き込みご飯など、調味料を加えて炊く場合などでは迷うこともありますよね。
基本的な重量、容量、そして水分量が分かっていれば、お米が多くなっても迷うことがなくなります。
重量か容量か使いやすい方を選んでいただければ大丈夫です。
そして、調味料を加えて作る煮汁で「だし汁」を作る時に使う和風だしの分量について。
水300㏄であれば小さじ山盛り1/2(約2g)。
日本人の主食である「お米」がふっくらツヤのある炊きあがりでできた時はちょっと嬉しい気持ちになりますよね。
実は、今回の記事を作成するきっかけになったのは、お釜で炊いたご飯を食べたのがきっかけです。
今はなかなかかまどでご飯を炊くご家庭は少なくなっていますが、かまどで炊いた白米は例えようのない美味しさなんです。
よく言われる表現が「ご飯が立っている」というのを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、かまどで炊いたご飯ってツンッと立ってツヤッツヤの輝きがあるんです。
こんな素敵な美味しいご飯をつくるかまどって憧れちゃいます。
とはいえ、一般家庭では難しい。
ただ、かまどで炊くご飯の下準備として、しっかり計量して水分量も量っている。
これをベースに家庭でも同じように作る方法が「土鍋でご飯を炊く」ことです。
かまども土鍋も、炊飯器のように目盛付きではないので、ちゃんと量を把握しておく必要があります。
土鍋でご飯を炊く方法は別のレシピでご紹介しますが、まずはご家庭の炊飯器で炊く時にも、目盛を頼らず、計量して炊いてみていつもと違うご飯を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
本当に炊飯器は便利な道具です。
そして、日本製の多くの炊飯器内釜には、「白米・玄米・おかゆ」など表示され、注ぐ水の分量を分かりやすい目盛で記載されているので、初めてご飯を炊いた時でも失敗することが少なく美味しくふっくら炊けます。
とはいえ、例えば白米1合を炊く時はその目盛通りに水を注げばいいのですが、炊き込みご飯などを作る時、調味料を加えたりするので「1合の水ってどのくらいだっけ?」って悩む時ありますよね。
水が多ければやわらかくなりすぎ、また少なければお米の芯が残ってしまうこともあります。
この記事では、炊飯器で美味しいお米(白米)を炊く時に分かるように1合~5合までの「重量と容量、そして水の量」について分かりやすく解説していきます。
もち米の炊き方については「中華おこわの炊き込みご飯」を参考にしてください。
また、知っていて損はない「水と和風だしの割合」についても記事後半で触れています。
炊き込みご飯を作る時、和風だしを使うことが多いですよね。和風だしの分量って案外「何となく」で加えていませんか?
ちょっとした知識として覚えておくと迷うことがありませんので、是非お役立てください。
お米を美味しく炊く方法
“お米を炊く”といっても、白米が炊きあがるまでの工程は大まかに
- 米を計量する
- 水でとぐ
- 最低30分以上浸水させる
- 炊く
- しゃもじでご飯をほぐす
- 蒸らす
普段は何となくの流れでやっている動作であっても、こうやって書き並べるとひとつひとつの工程には美味しくお米を炊くためのコツがあるのです。
まずはお米の重量を計量する
お米を計量する道具として、2種類の方法があります。
米計量カップ
炊飯器を購入すると付属品として付いてくることが多いのがこのタイプの米計量カップです。おそらく、多くの場合お米を計量する時に使うのが計量カップではないでしょうか。
1合ずつカップに入れれば計量できる手軽さが嬉しいですね。
重量と容量
それぞれを簡単にいうと、「重量は重さ」、「容量は容器に収めた量」。
この容器というのが計量カップのことです。
「米計量カップ」のすりきりが180㏄(ml)の目盛となりますが、普段、調味料や水の計量に使う計量カップでも同じ目盛で使えます。
例えば、200㏄カップで計量するなら180㏄の目盛が1合ということになります。
では、1合から5合までの重量と容量をご紹介します。
重量で量るならデジタルクッキングスケールが便利です。
容量で量るなら計量カップが便利です。
お米を美味しく炊くために最も大切な水分量
お米の量を図ったら水でとぎます(水洗い)。ここでは詳しく書きませんが、ひとつ気を付ける点があります。
水でとぐ時、手のひらで押し付けるように洗わず、指先を使ってかき混ぜるように洗います。力を入れてとぐと、米粒が潰れてしまうので、優しくかき混ぜるようにします。
水でといだら、いよいよ浸水、つまり「水分量」です。
美味しく炊くための最適な水分量
お米は新米の時、夏場、それ以外の時期によって微妙に水分量を変えることでググッと美味しさに違いがでてきます。ただ、そうはいってもなかなか一般家庭では細かく使い分けるのも面倒に感じるかと思いますので、一般的に使う「それ以外の時期」の水分量をご紹介します。
水分量の計算方式は、「米の容量×水の量」で出します。
「それ以外の時期」の水の量は「1.2」をお米の容量にかけて出された数字となります。
計量カップなどでは細かな数字が分かりにくいので、大さじを使って増減します。
お米の重量に対して最適な水分量が分かったら、といだお米を炊飯器の内釜に入れ、水を注いで一度軽く内釜を揺らしてお米の表面を平らにします。
平らにすることで炊く時の熱を均等に行き渡らせることができるのでお忘れなく!
炊飯器のスイッチを入れ、炊けるのを待ちます。
お米が炊けたらすぐにしゃもじで底からほぐすように切るようにほぐし、再び蓋をして蒸らします。蒸らし時間は最低15分程度を目安にします。
まとめ
お米の重量は計量具道具を普段使って量っていたものの、水分量は炊飯器の目盛に合わせていたという方も多かったのではないでしょうか。もちろん、白米を炊くのであればそれで十分です。
ただ、記事冒頭でも触れましたが、炊き込みご飯など、調味料を加えて炊く場合などでは迷うこともありますよね。
基本的な重量、容量、そして水分量が分かっていれば、お米が多くなっても迷うことがなくなります。
重量か容量か使いやすい方を選んでいただければ大丈夫です。
そして、調味料を加えて作る煮汁で「だし汁」を作る時に使う和風だしの分量について。
市販の和風顆粒だしの場合
メーカーによって多少違いはありますが、水150㏄に対して顆粒だしは小さじ1/3(1g)が目安になります。水300㏄であれば小さじ山盛り1/2(約2g)。
銀木のひとりごと!
日本人の主食である「お米」がふっくらツヤのある炊きあがりでできた時はちょっと嬉しい気持ちになりますよね。
実は、今回の記事を作成するきっかけになったのは、お釜で炊いたご飯を食べたのがきっかけです。
今はなかなかかまどでご飯を炊くご家庭は少なくなっていますが、かまどで炊いた白米は例えようのない美味しさなんです。
よく言われる表現が「ご飯が立っている」というのを聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そう、かまどで炊いたご飯ってツンッと立ってツヤッツヤの輝きがあるんです。
こんな素敵な美味しいご飯をつくるかまどって憧れちゃいます。
とはいえ、一般家庭では難しい。
ただ、かまどで炊くご飯の下準備として、しっかり計量して水分量も量っている。
これをベースに家庭でも同じように作る方法が「土鍋でご飯を炊く」ことです。
かまども土鍋も、炊飯器のように目盛付きではないので、ちゃんと量を把握しておく必要があります。
土鍋でご飯を炊く方法は別のレシピでご紹介しますが、まずはご家庭の炊飯器で炊く時にも、目盛を頼らず、計量して炊いてみていつもと違うご飯を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
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