おせち料理で余ってしまった栗きんとんをたっぷり使った黄色と黒のコントラストが美しい、オーブントースターで作るパウンドケーキの作り方をご紹介します。
栗きんとんは甘いので、ほろ苦いブラックココアパウダー生地にして作ることでとても相性が良く、飽きのこない味に。
栗きんとんのアレンジ、もしくはリメイクはもともと甘い味がついているのでお菓子作りにはもってこい!の食材です。
今回は「栗きんとんあん」だけを使っていますが、栗も一緒に使うことで歯ごたえが加わるので楽しめます。
その際、栗は丸ごと使うのではなく粗く刻むと食べやすくなりますよ。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
準備時間:50分
調理時間:40分
カロリー:301.6kcal(1人分)
ホットケーキミックス:200g
ブラックココアパウダー:20g
ココアパウダー:5g
無塩バター:100g
卵:2個
グラニュー糖:90g
ラム酒:大さじ2
栗きんとんあん:260g
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バターは大きめのボウルにいれておくと、この後の作業がそのままできます。
パウンドケーキ型にクッキングシートを敷いておきます。洗濯挟みで固定しておくと、生地を流し入れる時にクッキングペパーが動かないので任意で固定しておきます。
【生地材料】をボウルに入れて軽く混ぜ合わせておきます。
白くなめらかなクリーム状になったら卵を加え、更に混ぜ合わせます。
均一の状態になったらラム酒を加え、軽く混ぜます。
木べらに持ち替え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。あまりしっかり混ぜ合わせすぎると、生地に粘りっ気が強く出てくるので、気をつけます。
栗きんとんあん1/2量を生地の上にのせ、再び木べらで表面を平らにします。残りの生地を上に流し、再び表面を平らに整えます。
こんな感じに整えます。
表面が軽く膨らんできたら包丁などで生地の表面に1本(やや深めに)筋を入れ、650Wにして約10分焼きます。
途中、焦げてきそうならアルミホイルをかぶせて焼きます。
バターと卵は室温に戻してから使う
バターと卵を冷蔵庫から出してすぐは冷えた状態です。
冷えたままのものを使うことで、他の材料とうまく混ざらず、分離してしまうことで上手にキメの細かい生地が作れなくなる、いわば失敗するパターンのひとつです。
特にバターは固形状態のものが残ったまま焼くと、バターが溶け、その場所が空洞となってしまいます。
そうならないためにも、少し手間ですが調理する前にバターと卵を冷蔵庫から早めに出して室温に戻しておきます。
ただし、バターは冬場ではやわらかくなりにくいので、電子レンジで数秒間加熱して指で軽く凹ませる程度にやわらかくしてから使うと、キメの細かいクリーム状になりますよ。
詳しくは「これで大丈夫!失敗しないで作るパウンドケーキのコツ」を参考にしてください。
ブラックココアパウダーとココアパウダーはセットで使う
ブラックココアパウダーだけでも作れますが、ココアパウダーを加えることで苦みが抑えられ、風味が良くなります。
生地材料を混ぜる時は混ぜすぎない!
〈手順2〉でも触れていますが、水分を含むものと、ホットケーキミックスに含まれる薄力粉の“グルテン”を混ぜすぎると粘りっ気が強くなり、仕上がり生地が硬くなってしまい、膨らまないことがあります。
これを防ぐためには、生地を混ぜすぎず、「粉っぽさがなくなる程度」で混ぜるのを止めるのがコツです。
詳しくは「これで大丈夫!失敗しないで作るパウンドケーキのコツ」を参考にしてください。
焼き始めてから1本生地に筋を入れる
たった1本の筋を入れるだけで、生地が膨らんできたときにできる生地内の空気が抜けていくので、焼き上がった時に空洞ができなくなります。
これはパウンドケーキを作る時に必ずといっていい作業です。
ただ、今回ご紹介しているパウンドケーキは、上のブラックココアパウダー生地の厚みが少ないため、膨らんでもそれほど空洞ができにくいこともあります。
でも、やはりやるのとやらないのとでは違うので、是非忘れずに筋1本の切れ込みを入れてくださいね!
お正月に用意するおせち料理で人気の高い「栗きんとん」も、ちょっと作りすぎた!とか、余っちゃった!という時には処分せず、是非アレンジして楽しみたいですよね。
栗きんとんのあんは元々さつまいもなので、甘さと独特のこってり感がほかにはない美味しさです。
そんな栗きんとんを使って今回はインパクトのあるブラックココアパウダーを使ったパウンドケーキのお菓子にしてみました。
生地に練りこむという案もありましたが、黄色と黒のコントラストもまた見た目の楽しさでいいかなっと(笑)
栗きんとんは年に一度、おせちの為に用意するだめなんてもったいない美味しい一品です。
材料はいつでも手に入るものばかりなので、是非少し多めに作ってアレンジを楽しんでみてくださいね。冷凍保存もできますよ。
【保存版】栗きんとんは冷凍保存できる!手作りでお正月を迎えよう!
栗きんとんは甘いので、ほろ苦いブラックココアパウダー生地にして作ることでとても相性が良く、飽きのこない味に。
栗きんとんのアレンジ、もしくはリメイクはもともと甘い味がついているのでお菓子作りにはもってこい!の食材です。
今回は「栗きんとんあん」だけを使っていますが、栗も一緒に使うことで歯ごたえが加わるので楽しめます。
その際、栗は丸ごと使うのではなく粗く刻むと食べやすくなりますよ。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- バターと卵は室温に戻してから使う
- ブラックココアパウダーとココアパウダーはセットで使う
- 生地材料を混ぜる時は混ぜすぎない!
- 焼き始めてから1本生地に筋を入れる
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
栗きんとんたっぷり!ブラックココアパウダーのパウンドケーキ
準備時間:50分
調理時間:40分
カロリー:301.6kcal(1人分)
材料:8人分
【生地材料】ホットケーキミックス:200g
ブラックココアパウダー:20g
ココアパウダー:5g
無塩バター:100g
卵:2個
グラニュー糖:90g
ラム酒:大さじ2
栗きんとんあん:260g
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作り方
下準備
調理する30分前(冬場であれば1時間前くらい)にバターと卵を冷蔵庫から出し、室温に戻します。バターは大きめのボウルにいれておくと、この後の作業がそのままできます。
無塩バター:100g
卵:2個
卵:2個
パウンドケーキ型にクッキングシートを敷いておきます。洗濯挟みで固定しておくと、生地を流し入れる時にクッキングペパーが動かないので任意で固定しておきます。
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
【生地材料】をボウルに入れて軽く混ぜ合わせておきます。
ホットケーキミックス:200g
ブラックココアパウダー:20g
ココアパウダー:5g
ブラックココアパウダー:20g
ココアパウダー:5g
手順
1
室温に戻してやわらかくしたバター、グラニュー糖を泡だて器で白いクリーム状になるまで混ぜ合わせます。白くなめらかなクリーム状になったら卵を加え、更に混ぜ合わせます。
均一の状態になったらラム酒を加え、軽く混ぜます。
手順
2
混ぜ合わせておいた【生地材料】を振るいにかけながら、〈手順1〉のボウルに加えます。
“振るい”と書きましたが、目の細かいザルに通すだけで十分です。
木べらに持ち替え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。あまりしっかり混ぜ合わせすぎると、生地に粘りっ気が強く出てくるので、気をつけます。
手順
3
準備しておいたパウンド型に生地1/4量を流し入れ、木べらで表面を平らにします。(生地内に空気が入らないように気をつけます)栗きんとんあん1/2量を生地の上にのせ、再び木べらで表面を平らにします。残りの生地を上に流し、再び表面を平らに整えます。
こんな感じに整えます。
手順
4
オーブントースターを3分程度温めてから生地を天板なしで焼きます。985Wで約6分焼きます。表面が軽く膨らんできたら包丁などで生地の表面に1本(やや深めに)筋を入れ、650Wにして約10分焼きます。
途中、焦げてきそうならアルミホイルをかぶせて焼きます。
手順
5
焼けたらそのままあら熱をとり(乾燥しないように上に濡れ布巾や使ったアルミホイルをふんわりかぶせて)、触れるくらいになったら型から取り出してラップで包んでそのまま冷まします。「栗きんとんたっぷり!ブラックココアパウダーのパウンドケーキ」を作る4つのポイント
- バターと卵は室温に戻してから使う
- ブラックココアパウダーとココアパウダーはセットで使う
- 生地材料を混ぜる時は混ぜすぎない!
- 焼き始めてから1本生地に筋を入れる
では、くわしく解説していきます
バターと卵は室温に戻してから使う
バターと卵を冷蔵庫から出してすぐは冷えた状態です。
冷えたままのものを使うことで、他の材料とうまく混ざらず、分離してしまうことで上手にキメの細かい生地が作れなくなる、いわば失敗するパターンのひとつです。
特にバターは固形状態のものが残ったまま焼くと、バターが溶け、その場所が空洞となってしまいます。
そうならないためにも、少し手間ですが調理する前にバターと卵を冷蔵庫から早めに出して室温に戻しておきます。
ただし、バターは冬場ではやわらかくなりにくいので、電子レンジで数秒間加熱して指で軽く凹ませる程度にやわらかくしてから使うと、キメの細かいクリーム状になりますよ。
詳しくは「これで大丈夫!失敗しないで作るパウンドケーキのコツ」を参考にしてください。
ブラックココアパウダーとココアパウダーはセットで使う
ブラックココアパウダーだけでも作れますが、ココアパウダーを加えることで苦みが抑えられ、風味が良くなります。
生地材料を混ぜる時は混ぜすぎない!
〈手順2〉でも触れていますが、水分を含むものと、ホットケーキミックスに含まれる薄力粉の“グルテン”を混ぜすぎると粘りっ気が強くなり、仕上がり生地が硬くなってしまい、膨らまないことがあります。
これを防ぐためには、生地を混ぜすぎず、「粉っぽさがなくなる程度」で混ぜるのを止めるのがコツです。
詳しくは「これで大丈夫!失敗しないで作るパウンドケーキのコツ」を参考にしてください。
焼き始めてから1本生地に筋を入れる
たった1本の筋を入れるだけで、生地が膨らんできたときにできる生地内の空気が抜けていくので、焼き上がった時に空洞ができなくなります。
これはパウンドケーキを作る時に必ずといっていい作業です。
ただ、今回ご紹介しているパウンドケーキは、上のブラックココアパウダー生地の厚みが少ないため、膨らんでもそれほど空洞ができにくいこともあります。
でも、やはりやるのとやらないのとでは違うので、是非忘れずに筋1本の切れ込みを入れてくださいね!
銀木のひとりごと!
お正月に用意するおせち料理で人気の高い「栗きんとん」も、ちょっと作りすぎた!とか、余っちゃった!という時には処分せず、是非アレンジして楽しみたいですよね。
栗きんとんのあんは元々さつまいもなので、甘さと独特のこってり感がほかにはない美味しさです。
そんな栗きんとんを使って今回はインパクトのあるブラックココアパウダーを使ったパウンドケーキのお菓子にしてみました。
生地に練りこむという案もありましたが、黄色と黒のコントラストもまた見た目の楽しさでいいかなっと(笑)
栗きんとんは年に一度、おせちの為に用意するだめなんてもったいない美味しい一品です。
材料はいつでも手に入るものばかりなので、是非少し多めに作ってアレンジを楽しんでみてくださいね。冷凍保存もできますよ。
【保存版】栗きんとんは冷凍保存できる!手作りでお正月を迎えよう!
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