おからを生地にたっぷり使ったキッシュ(タルト)生地のレシピをご紹介します。
一般的にキッシュやタルトの生地は薄力粉で作りますが、おからを加えることでカロリーもグンッ!と抑えられるので、是非お試しいただきたい生地です。
薄力粉だけで作るキッシュ生地に比べ、少しやわらかさを感じる仕上がりになりますが、これは生おからのもつ水分があるからです。
とはいえ、“しっかりおから感”のある食感ではありません。
カリッカリに焼き上がる生地より食べやすいと言った方が分かりやすいでしょうか。
また、牛乳の代わりに豆乳を使っています。
一般的にキッシュやタルトの生地は薄力粉で作りますが、おからを加えることでカロリーもグンッ!と抑えられるので、是非お試しいただきたい生地です。
薄力粉だけで作るキッシュ生地に比べ、少しやわらかさを感じる仕上がりになりますが、これは生おからのもつ水分があるからです。
とはいえ、“しっかりおから感”のある食感ではありません。
カリッカリに焼き上がる生地より食べやすいと言った方が分かりやすいでしょうか。
また、牛乳の代わりに豆乳を使っています。
ない場合は牛乳で代用も可能です。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
準備時間:8分
調理時間:20分
カロリー:163kcal(1人分)
生おから:150g
薄力粉:50g
バター:40g
成分無調整豆乳:大さじ1
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バターを塗り終わったら、薄力粉をまんべんなくまぶし、バターを覆います。
ここまでできたら型ごと冷蔵庫に入れておきます。
この時は、まだ生地をこねるというより、バターを手の温度で溶かしながら馴染ませ、なめらかな生地に仕上げるようにします。
均一な生地になったら丸め、ラップに包んで冷蔵庫で20分程度冷やして休ませます。
のばして広げる大きさは、型の高さもカバーできるくらいの大きい円形に。
ラップをはがしてはみ出した生地を切ります。切った生地は薄い部分などの生地の継ぎ足しにします。
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生地は型のフチギリギリではなく、2mm程度型からはみ出して生地を敷きます。なぜなら、焼いている時に(少し)生地が焼き縮みするため、型より内側に焼き上がってしまうことがあるからです。
穴は特にこだわりはなくても大丈夫です。穴をあける理由は、焼いた時に生地内のバターが溶けて空気が入ってしまい、生地を押し上げて膨らんでしまうのを防止するためです。
今回、生地をこの後焼く時には重石は使いません。
焼けたらオーブントースターから出し、あら熱がとれるまでそのまま置いておきます。
最初はおから生地とバターを馴染ませる
使うバターは常温に戻したものを使いますが、生地としっかり馴染ませながらこねます。
室温に戻したものを、こねながら手の体温でさらにやわらかくしながらこねると、生地が均一になってきれいな生地に仕上がります。
生地をこねたら冷蔵庫で冷やす
均一な生地なった状態というのは、バターがやわらかく、多少のベタつきもあります。
混ぜるには作業しやすいものの、生地を伸ばす工程では少しやりにくいので、一旦作業を止め、「冷蔵庫で生地を休ませる=バターを固める」ことが大切です。
生地は型のフチからはみ出すように敷き詰める
【手順4】でも書きましたが、型のフチから生地を少しはみ出すように敷き詰めるようにすることで、焼いた時に縮んでも、型より内側に生地がなりすぎる心配がありません。
仮に生地が縮んで、型より内側になった場合、キッシュやタルトを作る時の卵液などを少なくしたり、焼いた時に膨張して生地からあふれ出てしまうことがありますので、気を付けてください。
フォークで生地にまんべんなく穴をあけてから焼く
【手順5】の工程で行うフォークで穴をまんべんなく穴を生地にあける作業です。
生地を焼くと、生地内のバターが溶けて空気が入り、生地が膨らんでしまいます。
これを防止するためにも、必ず穴をあけてください。
また、この穴は生地の表面に軽くあけるだけではなく、生地を貫通するよう、しっかりあけます。
今回のレシピでは重石は使っていませんが、もしお手持ちであるのでしたら、生地に穴をあけたあと、クッキングペーパーなど耐熱用のシートを生地の上にのせてから重石をのせて焼いてください。
ちなみに、重しは市販されている金属製タルトストーンでも、小豆、お米でも代用できます。
ウインナーと玉ねぎをたっぷり使い、卵液に豆乳を加えて作ります。
ウインナーと玉ねぎは一度炒めて火を通したものを使うと、卵液を加えて焼く時、時間の短縮ができます。
18㎝のタルト型で1人分480kcalに仕上がります。
「簡単!低糖質の生おから生地でつくるキッシュレシピ・作り方」
実は、今回ご紹介した生地の前に試作でおから100%で作ってみたんです。
よりヘルシーで食感の軽い生地を目指して作ってみたのですが・・・なかなかまとまりにくく、失敗!(苦笑)
おからに片栗粉を混ぜたり、バターの代わりにオリーブオイルを使ってみたり・・・。
出来なこともないですが、やはり生地のまとまりがイマイチで、諦めました。
ちなみに、おから100%で作る生地はやさしい食感でとてもやわらかい仕上がりです。
キッシュにしても、タルトにしても、仕上がりをサクッとしたい場合は、100%はちょっと違うかなぁっという感じです。
従来通り、薄力粉を加えて分量を調整しながらいくつか作ってみたのですが、おからの分量に対して薄力粉は1/3量が限界かなぁっと。
ある程度、焼き上がり時にサクッとした食感も残しつつ、生地のまとまり具合も悪くなくできる分量です。
ちなみに、おからに対して薄力粉を1/2量にすると、よりサクッとした食感になります。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは4つ!
- 最初はおから生地とバターを馴染ませる
- 生地をこねたら冷蔵庫で冷やす
- 生地は型のフチからはみ出すように敷き詰める
- フォークで生地にまんべんなく穴をあけてから焼く
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
簡単!おから入りキッシュ(タルト)生地
準備時間:8分
調理時間:20分
カロリー:163kcal(1人分)
材料:4人分
直径18㎝の丸型
【生地材料】直径18㎝の丸型
生おから:150g
薄力粉:50g
バター:40g
成分無調整豆乳:大さじ1
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作り方
下準備
キッシュを焼いた後、型から取り出すいように型の底・側面にバターを塗ります。(バターは早めに冷蔵庫からだして室温に戻したものを使います。)バターを塗り終わったら、薄力粉をまんべんなくまぶし、バターを覆います。
ここまでできたら型ごと冷蔵庫に入れておきます。
使用するバターと薄力粉は、生地で使うものを使います。残ったらそのまま生地作りで使います。
手順
1
ボウルに【生地材料】を入れ、手で全体が混ざるようにこねます。
生おから:150g
薄力粉:50g
バター:40g
薄力粉:50g
バター:40g
この時は、まだ生地をこねるというより、バターを手の温度で溶かしながら馴染ませ、なめらかな生地に仕上げるようにします。
手順
2
バターが溶け、なめらかになったら豆乳を少量ずつ加え、さらに手でこねて均一な生地にします。均一な生地になったら丸め、ラップに包んで冷蔵庫で20分程度冷やして休ませます。
成分無調整豆乳:大さじ1
手順
3
生地をラップで上下を挟んで麺棒で丸く平らに2mm~4㎜程度の厚さにのばします。のばして広げる大きさは、型の高さもカバーできるくらいの大きい円形に。
手順
4
生地の上にかぶせておいたラップを外し、型を逆さにして生地の真ん中にのせ、下に敷いたラップごと返し、生地を型にしっかり敷きます。ラップをはがしてはみ出した生地を切ります。切った生地は薄い部分などの生地の継ぎ足しにします。
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ココに注目!\
生地は型のフチギリギリではなく、2mm程度型からはみ出して生地を敷きます。なぜなら、焼いている時に(少し)生地が焼き縮みするため、型より内側に焼き上がってしまうことがあるからです。
手順
5
型に生地を敷き詰めたら、フォークなどで生地の側面・底に穴をあけてきます。(専門用語で“ピケする”と言います)穴は特にこだわりはなくても大丈夫です。穴をあける理由は、焼いた時に生地内のバターが溶けて空気が入ってしまい、生地を押し上げて膨らんでしまうのを防止するためです。
今回、生地をこの後焼く時には重石は使いません。
手順
6
オーブントースターで天板なし985Wで約10分焼きます。焼けたらオーブントースターから出し、あら熱がとれるまでそのまま置いておきます。
「簡単!おから入りキッシュ(タルト)生地」を作る4つのポイント
- 最初はおから生地とバターを馴染ませる
- 生地をこねたら冷蔵庫で冷やす
- 生地は型のフチからはみ出すように敷き詰める
- フォークで生地にまんべんなく穴をあけてから焼く
では、くわしく解説していきます
最初はおから生地とバターを馴染ませる
使うバターは常温に戻したものを使いますが、生地としっかり馴染ませながらこねます。
室温に戻したものを、こねながら手の体温でさらにやわらかくしながらこねると、生地が均一になってきれいな生地に仕上がります。
生地をこねたら冷蔵庫で冷やす
均一な生地なった状態というのは、バターがやわらかく、多少のベタつきもあります。
混ぜるには作業しやすいものの、生地を伸ばす工程では少しやりにくいので、一旦作業を止め、「冷蔵庫で生地を休ませる=バターを固める」ことが大切です。
生地は型のフチからはみ出すように敷き詰める
【手順4】でも書きましたが、型のフチから生地を少しはみ出すように敷き詰めるようにすることで、焼いた時に縮んでも、型より内側に生地がなりすぎる心配がありません。
仮に生地が縮んで、型より内側になった場合、キッシュやタルトを作る時の卵液などを少なくしたり、焼いた時に膨張して生地からあふれ出てしまうことがありますので、気を付けてください。
フォークで生地にまんべんなく穴をあけてから焼く
【手順5】の工程で行うフォークで穴をまんべんなく穴を生地にあける作業です。
生地を焼くと、生地内のバターが溶けて空気が入り、生地が膨らんでしまいます。
これを防止するためにも、必ず穴をあけてください。
また、この穴は生地の表面に軽くあけるだけではなく、生地を貫通するよう、しっかりあけます。
今回のレシピでは重石は使っていませんが、もしお手持ちであるのでしたら、生地に穴をあけたあと、クッキングペーパーなど耐熱用のシートを生地の上にのせてから重石をのせて焼いてください。
ちなみに、重しは市販されている金属製タルトストーンでも、小豆、お米でも代用できます。
簡単!おから入りキッシュ(タルト)生地を使ったレシピ
今回ご紹介した「簡単!おから入りキッシュ(タルト)生地」でキッシュを作ったレシピをご紹介します。ウインナーと玉ねぎをたっぷり使い、卵液に豆乳を加えて作ります。
ウインナーと玉ねぎは一度炒めて火を通したものを使うと、卵液を加えて焼く時、時間の短縮ができます。
18㎝のタルト型で1人分480kcalに仕上がります。
「簡単!低糖質の生おから生地でつくるキッシュレシピ・作り方」
銀木のひとりごと!
実は、今回ご紹介した生地の前に試作でおから100%で作ってみたんです。
よりヘルシーで食感の軽い生地を目指して作ってみたのですが・・・なかなかまとまりにくく、失敗!(苦笑)
おからに片栗粉を混ぜたり、バターの代わりにオリーブオイルを使ってみたり・・・。
出来なこともないですが、やはり生地のまとまりがイマイチで、諦めました。
ちなみに、おから100%で作る生地はやさしい食感でとてもやわらかい仕上がりです。
キッシュにしても、タルトにしても、仕上がりをサクッとしたい場合は、100%はちょっと違うかなぁっという感じです。
従来通り、薄力粉を加えて分量を調整しながらいくつか作ってみたのですが、おからの分量に対して薄力粉は1/3量が限界かなぁっと。
ある程度、焼き上がり時にサクッとした食感も残しつつ、生地のまとまり具合も悪くなくできる分量です。
ちなみに、おからに対して薄力粉を1/2量にすると、よりサクッとした食感になります。
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