大さじ料理研究家のぎんもくです。
今回は2色の生地でつくる手ごねココアパンをご紹介します。
プレーン生地とココア生地でクルッと巻いてオーブントースターで焼くので、オーブンで焼くより焼き時間も短く済みます。
パン生地はよくバターを練り込んで作ることが多いですが、今回はバターなしで作ります。
バターを加えれば風味が高く、しっとりとした生地に焼きあがるものの、バターなしでもちゃんとできます!
また、生地発酵も1回だけなのでお手軽です。
そのままでも十分おいしいのですが、仕上げにチョコレートクリームを絞ってコロネ風にしています。
チョコクリームは生クリームを使わず、代わりに牛乳で作るのでカロリーも抑えられています。
パン作りがはじめてでもできるので是非チャレンジしてみてくださいね。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは3つ!
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
準備時間:15分
調理時間:60分
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
【ココア生地】
無糖ココアパウダー:大さじ1・1/2
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
【チョコレートクリーム】
ミルクチョコレート:50g
無糖ココアパウダー:小さじ1
砂糖:大さじ5
コーンスターチ:20g
牛乳:300ml
【ドリュール】
卵:1個
牛乳:小さじ1
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【プレーン生地】の粉類をボウルに入れ、軽く手で混ぜ合わせてからひと肌程度に温めた牛乳を少量ずつ2回くらいに分けて注ぎ入れてその都度、手で練りながら均一の生地にします。
生地のかたさ目安は耳たぶ程度のやわらかさです。
【ココア生地】も同様に別のボウルで粉類を入れ、軽く手で混ぜ合わせてから(ココアパウダーがかたまりにならないようにします)、ひと肌程度に温めた牛乳を少量ずつ2回くらいに分けて注ぎ入れます。
その都度手で練りながら均一の生地し、耳たぶ程度のやわらかさにまとまったら生地を丸め、ラップをかぶせて温ま居場所において発酵させます。
ここで一般的に”フィンガーテスト(正しく生地が膨らんでいるかチェックすること)”をしますが、2倍に膨らんでいればほぼ問題ないので省きます。
【プレーン生地】2倍に膨らんだ生地のガス抜きをするため、中央にパンチしてプシューと音がしたら一度生地をこねて滑らかにしておきます。
【ココア生地】ココア生地も同様にガス抜き後、一度生地をこねて滑らかにしておき、丸めて再びラップをかぶせておきます。
【ココア生地】も同様に麺棒で25×25センチくらいののばしました。【プレーン生地】と同じくらいの大きさに伸ばすのが大切です。
この時、【プレーン生地】と【ココア生地】を重ねる前に【プレーン生地】表面に卵黄を塗ってから【ココア生地】を重ねます。
重ねたら軽く麺棒でのばしながら2枚がくっつくようにします
直角部分が巻き終わりになるように端から巻いていきます。この時、中に空洞ができるようにし、巻き終わりを軽く生地を指で押して形が崩れないようにします。
空洞を作るのがちょっと難しい!という場合は、アルミホイルで円錐形を作り、巻き込みながら包むと焼いている時に形が崩れることなく簡単に空洞が保たれます。
市販品を使っても便利!
オーブントースターで985Wで3分焼き、650Wに落として10分程度焼いたら天板ごと取り出し、あら熱が取れるまで置いておきます。
焼き時間は機器によって違うので、お手持ちの機器で調整してください。
生地を焼いている間に、【チョコレートクリーム】を作ります。
無糖ココアパウダーと砂糖、コーンスターチの粉ものを混ぜ合わせておき、チョコレートは手で小さめに砕いておきます。
小さめの鍋に牛乳を沸騰直前まで温め、少量の牛乳を取り分けて混ぜ合わせておいた粉ものとダマにならないようにまぜます。
鍋に残った牛乳に砕いておいたチョコレートを一気に加え、ゆっくりかき混ぜて、チョコレートを溶かし、半分くらい溶けたら粉ものを溶いた牛乳を戻し入れます。
弱火で焦げない様にかき混ぜながら煮詰め、ヘラで鍋底を擦ってみて、しっかり筋が出る位までゆっくり煮詰めます。
冷ましたら絞り袋(今回は厚手のラップを使用)に入れ、パン生地のあら熱がとれたらパンの空洞にした中にチョコレートクリームを絞り出します。
生地をこねる時、牛乳を加える前に一度混ぜておく
牛乳を加える前に、一度軽くボウルの中で粉類を混ぜておくことで、生地にムラができずに作業することができます。
特に【ココア生地】の場合はムラができやすいので、事前に他の粉類と混ぜておくときれいな均一色にすぐ仕上がることができます。
2色の生地を重ねる時は卵黄を塗ってから
卵黄を塗る理由は、2枚の生地をはがれにくくするためです。
そのため、卵黄を糊代わりにすることで焼いている時に2枚の生地がしっかりくっついていくのではがれることを防ぐことができます。
生地が焼けたらすぐチョコレートクリームを絞らない
焼きたてのパンはとてもおいしいですが、チョコレートクリームがダレてくる(溶けだしてくる)ため、あら熱をとって冷めてからチョコレートクリームを絞り出します。
見た目が楽しい、手が込んだように見える今回ご紹介したココアパン。
かなり、美味しいです(笑)
バターを使わない生地で作るので、食感は少しかためですが、気になるほどではありません。
ポイントでも触れていますが、生地を作る時に事前に粉類を混ぜておくことで、ムラなく仕上げることができるものの、プレーン生地は特にムラができるわけではないよな・・・っと、今気づきました(苦笑)
やっておいて損はないものの、特に【ココア生地】はムラになりやすいので、忘れずに混ぜてから牛乳を加えます。
牛乳をひと肌程度に温めておく理由は、ドライイーストの発酵を早く促すためと、生地がダマなくこねやすくするためです。
牛乳の用意が難しい場合は、ぬるま湯でもできます。少しだけ風味とかたさが劣ります。
今回は2色の生地でつくる手ごねココアパンをご紹介します。
プレーン生地とココア生地でクルッと巻いてオーブントースターで焼くので、オーブンで焼くより焼き時間も短く済みます。
パン生地はよくバターを練り込んで作ることが多いですが、今回はバターなしで作ります。
バターを加えれば風味が高く、しっとりとした生地に焼きあがるものの、バターなしでもちゃんとできます!
また、生地発酵も1回だけなのでお手軽です。
そのままでも十分おいしいのですが、仕上げにチョコレートクリームを絞ってコロネ風にしています。
チョコクリームは生クリームを使わず、代わりに牛乳で作るのでカロリーも抑えられています。
パン作りがはじめてでもできるので是非チャレンジしてみてくださいね。
今回のレシピで覚えておきたいポイントは3つ!
- 生地をこねる時、牛乳を加える前に一度混ぜておく
- 2色の生地を重ねる時は卵黄を塗ってから
- 生地が焼けたらすぐチョコレートクリームを絞らない
このポイントを頭の隅においてレシピをご覧くださいね。
記事後半ではそれぞれを詳しく解説しています。
チョコレートクリームたっぷり!手作りココアパン
準備時間:15分
調理時間:60分
材料:4人分
【プレーン生地】強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
【ココア生地】
無糖ココアパウダー:大さじ1・1/2
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
【チョコレートクリーム】
ミルクチョコレート:50g
無糖ココアパウダー:小さじ1
砂糖:大さじ5
コーンスターチ:20g
牛乳:300ml
【ドリュール】
卵:1個
牛乳:小さじ1
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作り方
下準備
【生地作り】【プレーン生地】の粉類をボウルに入れ、軽く手で混ぜ合わせてからひと肌程度に温めた牛乳を少量ずつ2回くらいに分けて注ぎ入れてその都度、手で練りながら均一の生地にします。
生地のかたさ目安は耳たぶ程度のやわらかさです。
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
生地がしっとり、均一の状態になったら丸め、ラップをかぶせて温かい場所に置いて発酵させます。ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
【ココア生地】も同様に別のボウルで粉類を入れ、軽く手で混ぜ合わせてから(ココアパウダーがかたまりにならないようにします)、ひと肌程度に温めた牛乳を少量ずつ2回くらいに分けて注ぎ入れます。
その都度手で練りながら均一の生地し、耳たぶ程度のやわらかさにまとまったら生地を丸め、ラップをかぶせて温ま居場所において発酵させます。
無糖ココアパウダー:大さじ1・1/2
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
強力粉:150g
ドライイースト:4g
砂糖:小さじ1/2
塩:ひとつまみ
牛乳:90ml~100ml程度
手順
1
約40分~1時間程度で生地が2倍くらいに膨らみます。ここで一般的に”フィンガーテスト(正しく生地が膨らんでいるかチェックすること)”をしますが、2倍に膨らんでいればほぼ問題ないので省きます。
【プレーン生地】2倍に膨らんだ生地のガス抜きをするため、中央にパンチしてプシューと音がしたら一度生地をこねて滑らかにしておきます。
【ココア生地】ココア生地も同様にガス抜き後、一度生地をこねて滑らかにしておき、丸めて再びラップをかぶせておきます。
手順
2
作業台に打ち粉(強力粉・分量外)を薄く広げ、【プレーン生地】を四角くなるように麺棒でのばします。今回は25×25センチくらいにのばしました。【ココア生地】も同様に麺棒で25×25センチくらいののばしました。【プレーン生地】と同じくらいの大きさに伸ばすのが大切です。
手順
3
のばした【ココア生地】を【プレーン生地】の上に重ねます。この時、【プレーン生地】と【ココア生地】を重ねる前に【プレーン生地】表面に卵黄を塗ってから【ココア生地】を重ねます。
重ねたら軽く麺棒でのばしながら2枚がくっつくようにします
手順
4
生地を4等分に切り分けます。直角部分が巻き終わりになるように端から巻いていきます。この時、中に空洞ができるようにし、巻き終わりを軽く生地を指で押して形が崩れないようにします。
空洞を作るのがちょっと難しい!という場合は、アルミホイルで円錐形を作り、巻き込みながら包むと焼いている時に形が崩れることなく簡単に空洞が保たれます。
市販品を使っても便利!
手順
5
オーブントースターの天板にクッキングペーパーを敷き、その上に巻いた生地を間隔をあけて置き、生地表面に卵黄と牛乳を混ぜあわせた【ドリュール】を刷毛で塗ります。(焼き上がり時にツヤを出すための作業)
【ドリュール】
卵:1個
牛乳:小さじ1
卵:1個
牛乳:小さじ1
※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。
オーブントースターで985Wで3分焼き、650Wに落として10分程度焼いたら天板ごと取り出し、あら熱が取れるまで置いておきます。
焼き時間は機器によって違うので、お手持ちの機器で調整してください。
手順
6
【チョコレートクリーム】作り。生地を焼いている間に、【チョコレートクリーム】を作ります。
無糖ココアパウダーと砂糖、コーンスターチの粉ものを混ぜ合わせておき、チョコレートは手で小さめに砕いておきます。
小さめの鍋に牛乳を沸騰直前まで温め、少量の牛乳を取り分けて混ぜ合わせておいた粉ものとダマにならないようにまぜます。
鍋に残った牛乳に砕いておいたチョコレートを一気に加え、ゆっくりかき混ぜて、チョコレートを溶かし、半分くらい溶けたら粉ものを溶いた牛乳を戻し入れます。
弱火で焦げない様にかき混ぜながら煮詰め、ヘラで鍋底を擦ってみて、しっかり筋が出る位までゆっくり煮詰めます。
冷ましたら絞り袋(今回は厚手のラップを使用)に入れ、パン生地のあら熱がとれたらパンの空洞にした中にチョコレートクリームを絞り出します。
【チョコレートクリーム】
ミルクチョコレート:50g
無糖ココアパウダー:小さじ1
砂糖:大さじ5
コーンスターチ:20g
牛乳:300ml
ミルクチョコレート:50g
無糖ココアパウダー:小さじ1
砂糖:大さじ5
コーンスターチ:20g
牛乳:300ml
手順
7
パン生地はココア味がついているので、チョコレートクリームを入れなくてもシンプルですが、美味しいですよ!「チョコレートクリームたっぷり!手作りココアパン」を作る3つのポイント
- 生地をこねる時、牛乳を加える前に一度混ぜておく
- 2色の生地を重ねる時は卵黄を塗ってから
- 生地が焼けたらすぐチョコレートクリームを絞らない
では、くわしく解説していきます
生地をこねる時、牛乳を加える前に一度混ぜておく
牛乳を加える前に、一度軽くボウルの中で粉類を混ぜておくことで、生地にムラができずに作業することができます。
特に【ココア生地】の場合はムラができやすいので、事前に他の粉類と混ぜておくときれいな均一色にすぐ仕上がることができます。
2色の生地を重ねる時は卵黄を塗ってから
卵黄を塗る理由は、2枚の生地をはがれにくくするためです。
そのため、卵黄を糊代わりにすることで焼いている時に2枚の生地がしっかりくっついていくのではがれることを防ぐことができます。
生地が焼けたらすぐチョコレートクリームを絞らない
焼きたてのパンはとてもおいしいですが、チョコレートクリームがダレてくる(溶けだしてくる)ため、あら熱をとって冷めてからチョコレートクリームを絞り出します。
銀木のひとりごと!
見た目が楽しい、手が込んだように見える今回ご紹介したココアパン。
かなり、美味しいです(笑)
バターを使わない生地で作るので、食感は少しかためですが、気になるほどではありません。
ポイントでも触れていますが、生地を作る時に事前に粉類を混ぜておくことで、ムラなく仕上げることができるものの、プレーン生地は特にムラができるわけではないよな・・・っと、今気づきました(苦笑)
やっておいて損はないものの、特に【ココア生地】はムラになりやすいので、忘れずに混ぜてから牛乳を加えます。
牛乳をひと肌程度に温めておく理由は、ドライイーストの発酵を早く促すためと、生地がダマなくこねやすくするためです。
牛乳の用意が難しい場合は、ぬるま湯でもできます。少しだけ風味とかたさが劣ります。
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