ブラジルの揚げ餃子料理「パステウ」のパイ包み

ブラジルの庶民の間で人気の屋台料理・パステウのレシピをご紹介します。

本来は専用の生地で包んで作りますが、身近な冷凍パイシートで作っても出来上がり時のパリッとした食感は変わりません。

パステウの中身はひき肉がベース料理に、あとはアレンジが無限大の料理なんです(笑)好みの味に仕上げられますよ！

今回は角切りトマトとゆで卵、そしてチーズを一緒に包んで作ります。

少しだけスパイシーな味付けでありながら、手が止まらなくなるおいしさですよ！

パイ生地でつくるブラジルの屋台料理！パステウ（パステル）

準備時間：15分
調理時間：25分

材料：4人分

福島県産トマト：1/2個
合いびき肉：100g
玉ねぎ：1/2個
にんにく：1かけ
【調味料】
塩：ひとつまみ（１g）
ブラックペッパー：少々
オレガノ：大さじ1/3
ゆで卵：2個
ナチュラルチーズ：50g
冷凍パイシート：3枚
サラダ油：100ml程度

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作り方

下準備

大きめに切ったクッキングシートの上に伸ばせるくらいに解凍した冷凍パイシート2枚を1㎝ど重ねるように横向きして上下に並べ、もう1枚を縦に置いて1㎝重ねるように配置します。
大きめに切ったクッキングシートで挟んで麺棒で横40㎝×縦30㎝くらいの大きさに薄く伸ばし、使う時まで冷蔵庫で平らになるように冷やしておきます。

トマトは角切り、玉ねぎとにんにくはみじん切りに切ります。

冷凍パイシート：3枚
トマト：1/2個
玉ねぎ：1/2個
にんにく：1かけ

手順 1

フライパンに油をひかずに中火でひき肉、トマト、玉ねぎを入れて炒め合わせます。

合いびき肉：100g

煮汁が蒸発するまで炒めたら【調味料】を加え、味を馴染ませたら火を止め、あら熱をとります。

塩：ひとつまみ（１g）
ブラックペッパー：少々
オレガノ：大さじ1/3

手順 2

冷やしておいたパイシートを8等分に切り、<手順1>を均等に片側にのせ、輪切りにしたゆで卵、チーズをのせます。
具材をのせていない生地を上にかぶせ、重なった生地のふちをフォークを押し付けながら封をします。

手順 3

フライパンにサラダ油を中温に熱し、具材を包んだパイ生地を揚げます。（油は少なめで揚げ焼きで大丈夫です）

片面がこんがりきつね色に焼けたら裏返し、反対側もこんがり焼いたら 取り出して油をきって完成です。

手順 4

味がついているのでそのままでも十分おいしいですが、お好みでケチャップ、ケチャップ＋タバスコを混ぜたものなどをつけてどうぞ。

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• ##info-circle##　コツ
• ・パイシートはできるだけ薄く延ばすと本格的なパステウに近づけます。
  
  ・具材を煮込んでいると、煮汁と油が出てくるので、油はキッチンペーパーではじめ取り除き、煮汁はなくなるくらいしっかり煮詰めてください。
  煮汁が残っているとパイ生地にのせた時、包みにくくなります。
  
  ・パイ生地を封をする時、フォークをしっかり押し当てて生地同士をくっつけることで、揚げた時に生地がはがれなくなります。
  
  ・今回は「冷凍パイシート」を使いましたが、春巻きの皮でもできます。

福島クッキングアンバサダーの料理レシピ

ぎんもくのひとりごと！

身近な食材でブラジルの庶民の味「パステウ」の作り方をご紹介しました。

本来は「パステウ」専用生地が売られていますが、手に入らなくてもスーパーで売られている冷凍パイシートや春巻きの皮で代用できる手軽さが嬉しいですよね。

冷凍パイシートは気温が高いとどんどんやわらかくなってきて作業しにくくなってしまうため、やわらかくなり過ぎたら冷凍庫に10分、もしくは冷蔵庫で30分一旦作業を休んで冷やすと再びのばしやすい生地に戻ります。


生地をかぶせるところ（<手順2>のところ）で、1枚1枚かぶせていくとまたパイシートがやわらかくなってきてしまい、作業しにくくなってしまうので、私はクッキングシートごとかぶせて一気に作業していまします。

8等分に切り分けているので、かぶせたらあとはどんどん生地を切り離してフォークで封をするだけです。



この料理は見ためがちょっと手が込んだように見えますが、意外と簡単であっという間に完成できますよ。
お弁当のおかずやパーティーメニュー、持ち寄り料理にもおすすめです。冷めるとパイシートのパリッと感がなくなってしまいますが、味は変わらずおいしいのでぜひ！