イギリスのお菓子をアレンジ・サクサク食感の梨のクランブルケーキ

福島県産の幸水（梨）を使ったサクサク食感がおいしいクランブルケーキのつくり方をご紹介します。

クランブルケーキの定番といえばりんごが有名ですが、梨を使うことでシャクシャクとした食感に甘みがさらに増し、生地との間に挟んだレーズンの独特な甘さと食感が梨のおいしさを引き立ててくれます。

今回は作りやすいようにパウンドケーキの型を使い、オーブントースターで焼くので調理時間も少なく、手軽に作ることができます。

クランブルは固焼きクッキーのように焼くことでサクサク食感になり、しっとりやわらかいケーキに不思議なアクセントになります。

梨のクランブルケーキ

準備時間：7分
調理時間：10分

材料：8人分

福島県産幸水：1個
レーズン：30g
砂糖：40g
バター：40g
卵：1個
牛乳：100ml
薄力粉：220g
洋酒：大さじ1
【クランブル材料】
バター：40g
薄力粉：70g
グラニュー糖：50g
シナモンパウダー：小さじ1/3

※卵、牛乳は常温に戻しておきます

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作り方

下準備 1

今回使用する型は、「小さめサイズのパウンド型（縦8.6×横18×高さ6.3cm）」です。100円ショップなどでよく見かける小さめサイズのパウンドケーキを焼く型です。
この型にクッキングシートを洗濯ばさみで動かないように固定して用意しておきます。これを2個使います。

型について詳しくは「オーブントースターで使用したパウンド型」を参考にしてください。

※クッキングシートは難燃性のシートを利用し、250℃を超えない範囲で利用して下さい。
又、ご利用のクッキングシートのメーカーが提唱する注意事項も必ずご確認をお願い致します。

下準備 2

梨は生のままなら皮をむき、12等分に切ったら余分な水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
梨のコンポートを使う場合も同じように余分な水分を拭いておきます。
梨のコンポートの作り方は「日持ちのする梨のコンポートレシピ」を参考にしてください。

手順 1

ボウルに【クランブル材料】を入れ、手でもみながら生地がポロポロになるまで混ぜ合わせます。
体温でバターが溶けてくるので、ポロポロの生地になったらラップをし、冷蔵庫で冷やしてバターを固まらせます。
時間がない場合は、冷凍室に入れてください。

生地をポロポロにする時、手が汚れるので、食品用使用可能なゴムの手袋（ビニール袋でも可能）をはめて作業すると便利です。

手順 2

別のボウルにバターを耐熱容器にいれ、ラップをして40秒加熱し、大きめのボウルに砂糖と一緒に入れて泡だて器で混ぜ合わせます。砂糖がバターの熱で溶けたら卵を加えて混ぜ、さらに振るいにかけた薄力粉、洋酒を加えて混ぜ合わせます。

手順 3

用意しておいたパウンド型に<手順2>の生地を流し入れ、菜箸などで生地に八の字を描いて生地内の空気を抜きます。
その上にレーズン、梨、そして冷やしておいたクランブル生地を散らします。
最後に上から軽く生地に密着させるように押しておくと、焼き上がった時に生地からはがれにくくなります。

手順 4

オーブントースターで985Wで約15分焼き、途中クランブルが焦げてくるので、アルミ箔をかぶせて焼きます。

手順 5

つまようじを刺し、何もついてこなければ焼き上がりです。オーブントースターから取り出し、あら熱が取れたら型から外して冷まします。

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• ##info-circle##　コツ
• ・クランブルは前日に作っておき、冷凍室に保存しておいても大丈夫です。

福島クッキングアンバサダー第3期が発信♪
今回使用した幸水（梨）は、「JA全農福島×レシピブログ」のモニターコラボ広告企画に参加していることで「福島県産の農産物」をモニタープレゼントされたものです。

食べてみた！

しっとりとした生地に梨の甘みがしっかり味わえ、レーズンのもつ独特な味がいいアクセントになります。
梨は焼くことで甘みが増します。生地に少量加えた洋酒（今回はブランデーを加えました）がフワッと香り、とても上品な仕上がりになっています。

サクサクに焼けたクランブルは、これだけでもいくらでも食べれてしまいそうなくらいおいしく、シナモンの抜ける風味が香ります。

カリカリサクサクのクランブルに対し、しっとりした生地に挟まれた梨の甘みが際立ち、レーズンの食感もやわらかさの中でわずかな歯応えとなって食べやすいケーキに仕上がっています。